今週の親力診断テスト

[ 問題 ]
今、我が娘は中学2年生で、来年私立高校を受験しようと思っています。 ところが、歴史の勉強が大の苦手です。他の勉強はまずまずなのですが、 歴史だけはどうも成績が振るいません。あなたの行動は次のどれに近いですか?
  • 歴史漫画を読ませる
  • その私立高校の過去の問題をやらせる
  • いろいろな参考書を何冊も読ませる
  • 歴史の教科書を1冊暗記するくらいまで音読させる
診断結果 歴史を好きにするには歴史漫画が一番
まず、歴史を好きになることが必要です。そのために一番いいのはAです。 一見、遠回りのようですが、急がば回れです。
Aを選んだ人:
歴史の勉強が苦手な子には、まず、歴史の面白さを味あわせることが大切です。そのために一番いいのは歴史漫画です。なぜなら、歴史に名を残した非常に個性的な人たちが生き生きと描かれているからです。歴史上の人物たちが泣いたり笑ったりしながら生きた様子が物語として分かってくると、歴史に興味が持てるようになります。
Bを選んだ人:×
歴史に興味がない子に過去の入試問題をやらせても、苦痛なだけです。 よけいに嫌いになるのが落ちです。個々の問題の答えを暗記してみても、力は付きません。
Cを選んだ人:
どの参考書に書いてある内容も、それほどの違いはありません。 取っ替え引っ替え読んでみても、歴史の面白さは味わえません。
Dを選んだ人:
1冊の歴史の教科書を丸暗記するくらい繰り返し音読しても、歴史の面白さは味わえません。でも、同じものを暗記するくらい読むことで、基本的な流れや用語はだんだん分かってきます。歴史が苦手な子には、いろいろな参考書を読ませるよりはいいでしょう。 ただ、問題はその勉強の単調さに耐えられるかどうかです。
ポイント

一番いいのは、次の順番です。

まず、歴史漫画を読みまくったり、大河ドラマのDVDを見たりすることで、歴史と いう人間ドラマの面白さを味わいます。これは、歴史の勉強への興味を養うと同時に、 様々な知識をドンドン吸収していく段階です。

次に、歴史の教科書を1冊丸々暗記するくらい音読するのです。これには、2つの効 用があります。1つ目は、歴史の流れがつかめるということです。2つ目は、基本的 な用語が覚えられるということです。これは、様々な知識を組み立てる骨組みの段階 です。

その次に、いろいろな参考書を読みまくるのです。教科書の完全マスターで基本的な 流れも用語も分かっているので、参考書が面白く読めるようになります。これは、知 識の肉付けをする段階です。

最後に、問題集を解きまくります。志望校の「過去問」もやります。これは、知識の 穴を埋めて仕上げていく段階です。

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