今週の親力診断テスト
- [ 問題 ]
- 小学2年生の息子は自動車大好き人間です。見る本といえば自動車の本だし、遊ぶおもちゃといえば自動車のおもちゃです。 友達と遊ぶときも自動車ごっこだし、 絵を描けば自動車の絵です。親としては、もっと別のことにも興味を持たせた方がいいのではないかと心配になってきました。 幼稚園や保育園の子ならともかく、来年はもう小学3年生なのです。そんなある日、本屋に行きました。さっそく息子は自動車の本を3冊選んで、買って欲しいと持ってきました。 あなたの行動は、次のどれになりそうですか?
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- その自動車の本を3冊買ってやり、もう1冊、親が読ませたい本を買う
- その自動車の本を3冊買ってやる
- その自動車の本を2冊買ってやり、もう1冊は親が読ませたい本を買う
- その自動車の本を1冊買ってやり、もう2冊は親が読ませたい本を買う
- 好きなことや得意なことを伸ばしてやり、さらに視野を広げることもできる
- Aが一番です。好きなことや得意なことを伸ばしてやりながら、さらに他のことへの視野も広げられるからです。
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- Aを選んだ人:◎
- 自動車が好きで詳しいなら、それをさらに伸ばしてやることが大切です。 自動車については誰にも負けないというくらいにしてやるといいでしょう。子供が選んだ3冊の自動車の本をぜひ買ってやってください。その上で、さらに他のものにも興味を持たせたいと親が願うなら、別の本を買ってやればいいのです。本はどんどん買ってやってください。本を買うのは他の物を買うのと分けが違いますから。
- Bを選んだ人:○
- Bでも、子供が好きで得意なことをさらに伸ばしてやることができます。 でも、せっかく本屋に行ったのですから、もう一踏ん張りしてください。親が読ませたいと思う本も買ってみることをお勧めします。 その本を家に置いておけば、子供が手に取って読むかも知れません。そうすれば、子供の視野が自然に広がる可能性がでてきます。
- Cを選んだ人:△
- 3冊選んだ本を2冊にする必要はありません。本は成長のための栄養であり、勉強であり、先行投資なのです。買う本を減らすということは、栄養や勉強を減らすことなのです。ビジネスの世界でも教育の世界でも、いえ、どんな世界でも、できる人は本を浴びるほど買って読んでいます。好きな自動車のことを極めるために必要な本は、どんどん買ってやってください。
- Dを選んだ人:×
- これでは、子供の好きなことや得意なことをさらに伸ばすことはできません。 親が読ませたい本が2冊見つかったなら、子供が見つけた3冊と合わせて5冊買えばいいのです。
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子供を伸ばすコツは、好きなことや得意なことを伸ばしてやることです。 でも、子供は親から見ればどうでもいいとしか思えないことに興味を持つものです。 例えば、自動車とか、怪獣とか、何かのキャラクターとかです。
ですが、そこで親の価値観を押しつけないで、 子供の好きなことや得意なことを伸ばしてやることが大切なのです。その理由は次の2つです。
1つ目として、大好きな自動車について極めていく経験は、 勉強で何かを極めていくときに必ず役に立つということです。
2つ目として、これなら誰にも負けないという気持ちが、 自分の能力への自信につながるということです。
でも、もっと別のことにも興味を持たせたいという親の気持ちも分かります。 そこで、このAのようにすれば、その両方が可能になるのです。
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