診断結果子どもの習い事の決め方は?
  • A:子どもの苦手を直すためにやる
  • B:子どもの好きなことや向いていることをやらせる
  • C:将来のことを考えて親がやらせたいことをやらせる
Aを選んだ人:
これだとイヤイヤ始めることになりますし、なかなか上達もしません。大人に叱られることが増えて自信をなくすこともあり得ます。でも、大人の接し方によってはうまくいくこともあります。
Bを選んだ人:
これなら子どもは進んでがんばりますし、うまくもなります。親や指導者にほめられる機会も増えます。それで、自分に自信が持てるようになれば、苦手なこともがんばれるようになるのです。
Cを選んだ人:×
子どもの興味関心や向き不向きを考えないで、親の考えだけで決めるとろくなことはありません。
ポイント

Aは、たとえば、「大人しい性格を直すために武道をやらせる」「運動が苦手だからサッカーをやらせる」などです。たまにうまくいくこともありますが、うまくいかないことが多いのも確かです。つまり、リスクが高いのです。

それでも敢えてやる場合は、他の子と比べたり上達を望みすぎたりしないで、温かい目で見守ることが大切です。そうすれば、「運動が苦手だった子がサッカーをやり始めてから運動が好きになった」というようになることもあります。

Bは、たとえば、「絵が好きなので絵を習わせる」などです。もともと本人が好きで、しかも向いているものをやるので、ほとんどノーリスクと考えていいと思います。

Cは、たとえば、「将来プロゴルファーにしたいからゴルフをやらせる」などです。その成功例がマスコミなどで喧伝されていますが、その陰にその何百倍もの失敗例があるのです。

子どもの心が大きく傷ついてしまった、子どもが親を恨むようになった、親子関係が崩壊した…。表に出てこないところで、こういう例がたくさんあるのです。

もちろん、「子どもに向いていそうなので、親のリードで本人のやる気を引き出してみる」ということはあっていいと思います。でも、無理強いはいけません。親の思い込みだけが先走ると、決して子どものためにはならないのです。

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