- 子どもが教材の答えを丸写しにしていたとわかったとき、どうしますか?
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- A:「信用していたのに裏切られた」と感じ、子どもを責める
- B:「家庭学習の教材に工夫が足りない」と不満に思う
- C:自分の声掛けや見届けの不足を反省する
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- Aを選んだ人:×
- 子どもを信用するというのは、放っておいていいということではありません。信用しつつも、定期的な見届けをすることが大切です。
- Bを選んだ人:×
- 教材の問題ではありません。どんなにいい教材でも、放っておいて子どもが伸びるというものはあり得ないのです。
- Cを選んだ人:◎
- 自分を反省する人は、何事も他人に責任を押しつけないで自分で責任を引き受ける人です。ですから、これからうまくやるにはどうしたらいいだろうと考えて、合理的な工夫をすることもできるのです。
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子どもに何かをやらせるときは、親の声掛けや見届けがとても大切です。しっかりやっていればほめてやり、やっていなければ指摘したり注意したりして確実にやらせます。大事なのは蟻の一穴を見逃さないことです。
これをしないで放っておけば、どんなにしっかりしている子でもやらなくなります。それがわかったとき、ショックと怒りのあまり「信用していたのに裏切られた」とか「もうあなたのことは信じられない」などという暴言を子どもにぶつけてしまう親もいます。こういう言葉は、子どもの心を深く傷つけるので絶対に言ってはいけません。
このような反応は、全くのナンセンスです。責任を子どもに押しつけるのではなく、やるべき事をやらずにいた自分を反省するのが筋というものです。
自分を反省し責任を引き受ける人は、「まず自分がしっかりしよう」「まず自分が変わろう」と決意します。そして、うまくいく合理的な解決策を工夫して問題を解決していくことができるのです。
子どもや教材のせいにしていては、何事も解決しませんし自分自身の成長もありません。責任を引き受ける人だけに、問題解決と自分自身の成長が可能になるのです。
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