診断結果新しい担任の先生に、「授業中におしゃべりが多い」など、今まで言われたことのないことを言われてしまいました。どうしますか?
  • A:帰ったらすぐ子どもを叱る
  • B:話半分で聞いておいて、様子を見る
  • C:「先生がこう言っていた」と穏やかに子どもに伝え、これから気をつけるように言う
Aを選んだ人:×
子どもは以前と同じなのに、新しい担任が減点主義のマイナス思考で、親にマイナス面ばかり伝えているのかもしれません。また、先生に問題があって、子どものやる気がなくなっているのかもしれません。つまり、子どもを叱るべき問題ではないかもしれないのです。
Bを選んだ人:
すぐに反応しないで、様子を見るのが賢明です。本当に今年になって子どもに問題が出てきたのかもしれませんし、先生に問題があるのかもしれません。
Cを選んだ人:
先生が子どものマイナス面ばかり言っていたことを直接伝えると、子どもは先生に不信感を持つようになります。
ポイント

こういう場合はいくつかのことが考えられます。1つ目は、子どもには変化がないのに、先生が減点主義のマイナス思考だという場合です。マイナス思考の人は、教師に限らず、何でも物事のマイナス面ばかりが目につくものです。

2つ目は、それまでの学年でも他の子たちより問題が多かったけど、それまでの先生たちが親に伝えなかっただけという場合です。今回の設定では、1年と2年の先生が伝えなかったということになります。

3つ目は、先生の指導力に問題があって、クラス中の子どものやる気や集中力がなくなっているという場合です。または、その子と先生の馬が合わなくて、その子だけやる気や集中力がなくなっているということもあります。

4つ目は、子ども自身に変化があった場合です。クラス替えで新しく出会った友達につられて変わった、家庭環境の変化で変わった、成長の一過程として変わった、などが考えられます。

このようないろいろなことが考えられます。ですから、すぐに子どもを叱ったり先生に言われたことを直接伝えたりしないで、様子を見ることが大切です。そして、様子を見るというのは、4つのどれに当てはまるのかを見極めるということです。それによって初めて適切な対応ができるわけです。

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