診断結果なんでも自慢する子に、どう対応しますか?
  • A:「そんなに気にしなくてもだいじょうぶ」と考える
  • B:「喜びすぎて自慢にならないように」と穏やかに注意する
  • C:「あまり自慢すると嫌われるよ」とはっきり言う
Aを選んだ人:
大人からは鼻持ちならない自慢に見えるものも、小さな子どもにとっては必ずしもそうとは限りません。うれしい気持ちや、「自分にもできる。自分もやってみたい」という気持ちのストレートな表現にすぎないことが多いのです。
Bを選んだ人:
小さな子どもは、うれしい気持ちと自慢の区別がつきません。自分のうれしい気持ちを受け入れてもらえないことが多いと、子どもはさみしさを感じます。それに、喜びを素直に表現できなくなってしまいます。
Cを選んだ人:×
Bと同じですが、言い方がさらにまずいです。
ポイント

これらは、子どもの喜びの表現であり、意欲と向上心の発露でもあるのです。エネルギーやガッツにあふれている子は、その分こういう表れが多くなることもあるのです。

それに、小さいときには、「こう言うとみんながどう思うか」と考えて自己表現するのは難しいことです。大人目線で見て、気にしすぎる必要はないのです。

まずは、その子の気持ちを受け入れて共感してあげることが大切です。それによって、子どもは自信を持って積極的にいろいろなことに挑戦していけるのです。

「このままでは嫌われるから直そう」という気持ちを優先して、冷たい反応をしたり叱ったりしないようにしてください。それでは、その子の伸びる芽をつみ取ることになります。それに、子どもは「自分の気持ちを親に受け入れてもらえていない」と感じるようにもなります。

小さいときはストレートに表現していた子も、成長するにつれて相手の気持ちを考えながら上手に表現できるようになります。しかも、親に受け入れてもらえてきた子ほど、上手にできるようになります。

逆に、親に受け入れてもらえてこなかった子は、なかなか上手にならないのです。なぜなら、「自分にもできるということを絶対にわかってもらいたい。強く言わないと分かってもらえない」という気持ちが強烈に働くからです。

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