- 子どもが落ち着かないのは、誰のせい?
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- A:親の愛情やしつけが不十分なのだ
- B:先生の指導力の問題だ
- C:親も先生もたいへんだな
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- Aを選んだ人:×
- 以前は、このような表れを外から見て、ほとんどの人が「親が問題だ」と断罪するか「先生が問題だ」と断罪するかのどちらかでした。でも、現在では、そのように軽々に判断できないということがわかってきました。
- Bを選んだ人:×
- Aと同じです。
- Cを選んだ人:◎
- 一保護者としてこのような表れを見たとき、すぐ誰のせいだと断罪するのではなく、関係者への温かい共感の気持ちを持って欲しいと思います。
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このような表れを外から見ただけで、どこに原因があるかを判断することは、たいへん危険です。本人の資質、家庭環境、学校環境など、いろいろな要素が関係しているからです。
親がしっかり生活していて、子どもにも愛情深く接している場合でも、子どもが落ち着かない行動をすることはあります。また、先生がしっかり指導していて、子どもに愛情深く接している場合でも同じです。もともとの本人の資質というものがあるからです。
反対に、本人の資質に問題がなくても、親や先生に問題があって子どもが落ち着かなくなるということもあります。たとえば、親や先生がその子を叱ることが多いとか、その子にいいイメージを持っていないなどの場合です。
このように、事は複雑なので、親や先生など関係者は、(できたら児童心理の専門家を交えて)コミュニケーションを取りながら指導を進める必要があるわけです。外からその表れを見ただけで軽々しく判断して、どこかに責任を被せたり批判したりすることは慎むべきです。
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