- 親同士の役割分担とは、どうすること?
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- A:子どもの話を聞いてやってから、「これから気をつけよう」とまとめる
- B:親同士の役割分担が必要だから、「たまにはオーバーすることもあるよね。そんなに怒らなくてもいいのにね」と子どもを慰める
- C:同じ指導方針で臨むことが大事だから、同じように子どもを叱る
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- Aを選んだ人:◎
- もう1人の親が子どもの話を聞いてやることは大切です。子どもにも言い分があるかも知れないからです。そして、自分の言い分を聞いてもらった後でなら、素直に反省の言葉も出るようになります。
- Bを選んだ人:×
- これだと、お父さんとお母さんの言うことがまったく違うことになってしまいます。ダブルスタンダードが当たり前の家庭に育つと、子どもは行動の判断基準をしっかり持つことができなくなります。
- Cを選んだ人:×
- これでは、子どもはたまりません。叱り方の度が過ぎると、反抗心を育ててしまいかねません。少なくともどちらかは、柔らかい対応をすることが必要です。
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親同士の役割分担とは、指導方針や判断基準を別のものにすることではありません。指導方針や判断基準は同じでありながら、必要に応じて厳しい対応と柔らかい対応の役割を分担するということです。
ですから、この場合も、「ゲームは1時間まで」のルールを守らせるという点においては同じであるべきです。両親でそれが食い違っている状態、つまり一方は「1時間まで」と言い、もう一方は「1時間以上でもいい」と言う状態では、子どもはどうしていいかわからなくなってしまいます。
このように基準が2つある状態をダブルスタンダードと言います。親同士の役割分担とダブルスタンダードを混同しないようにしましょう。
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