診断結果子どもが朝顔の水やりをしているか、どの程度確認しますか?
  • A:水やりをしているか1週間に1,2回確認する
  • B:水やりをしたか毎日確認する
  • C:水やりをしなければ、枯れて自分が困るだけだから確認はしない
Aを選んだ人:
1週間に1,2回の確認だと、もし水やりをしていないのがわかったとき、親はつい大きな声で叱りたくなるものです。
Bを選んだ人:
毎日確認していれば、子どもが水やりを忘れたときも、「水をあげなよ」と軽く促すだけで済みます。ですから、大きな声で叱ることもなくなります。また、子どもが毎日水をやっていれば、毎日ほめることができます。毎日、朝顔について話題にすることもできます。
Cを選んだ人:×
これでは、よほどきまじめな子でないと水やりをしなくなってしまいます。何ごとも子どもができるように手助けしてあげて、成功体験をさせてほめることが大切です。
ポイント

Cのような自業自得方式では、子どもは失敗することが増え、自信を失います。そして、冷たい親への不信感が育ちます。

何か継続的に行うことを決めたときは、こまめな親の見届けが大切です。見届けとは、子どもがやったか確認して、やってあればほめ、やってなければやらせることです。

親の見届けが続けば、子どもも続けることができます。親の見届けが続かなければ、子どもが続けられるはずがありません。

しかも、できるだけほめる方向で見届けをすることが大切です。仕事(お手伝い)、生活習慣、勉強、どれにおいても同じです。

親が見届けを忘れていると、子どももだんだんやらなくなります。何日かしてそのことを思い出したとき、親は子どもを叱りたくなるものです。そのとき、自分も忘れていたことはすっかり棚に上げています。

毎日見届けして声をかけるのは面倒に思えるかも知れません。でも、それにかかる時間は1日1分です。1日1分かけるだけで、子どもはがんばりつづけることができるのです。

それによって、子どもは成功体験ができて自信を持ち、親はほめることが増えて親子関係もよくなります。というわけで、私は、みなさんに見届けの大切さを強く認識して欲しいと思います。

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