- 満員電車で子どもが大泣き。そのとき、あなたは?
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- A:静かに!みんなに迷惑だよ
- B:痛いね、痛いね。だいじょうぶだよ
- C:だいじょうぶだよ。みんなに迷惑だから、静かにして
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- Aを選んだ人:×
- こんな冷たい言い方をされたら、子どもとしては痛いだけでなく悲しくなります。どれくらい痛いかわかってもらうために、もっと大きな声で泣くようになります。
- Bを選んだ人:◎
- このように、まず、痛い気持ちに共感してあげることが大事です。その後で、「だいじょうぶだよ」と安心させてあげるのです。共感がなくて「だいじょうぶだよ」だけだと、「どれくらい痛いかわかってもらえてないのではないか?」という気持ちになることもあります。
- Cを選んだ人:△
- まずは、子どもへの共感が大事なのですが、Cにはそれがありません。それに、「みんなに迷惑」と言われても、痛いものは痛いのです。こういう言い方は、冷たい言い方です。
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こういう場面で、親は、つい周りの反応を最優先に考えがちです。それで、子どもの状況や気持ちを思いやるのが二の次になり、とにかく静かにさせようとします。
もちろん、周りへの配慮は大事ですが、ときと場合によりけりです。こういう状況では、周りの人たちも子どもがかわいそうと思っているのです。
ですから、子どもが泣くのは当たり前だと感じますし、別にそれで不快に感じることもないのです。それよりも、子どもに対する親の冷たい態度のほうがよほど不快に感じるものです。実際、「もっと優しくしてあげればいいのに」という場面に出くわすことが本当によくあります。
Bのように優しくあやしてくれる声を聞けば、「優しい親でよかったね」という気持ちになります。
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