- 子どもがいつの間にか仕事をサボっていた。どう思いますか?
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- A:無責任な子だな
- B:親の自分も忘れていた。自分にも責任がある
- C:2度と忘れないように厳しいペナルティを決めよう
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- Aを選んだ人:×
- こう思ってしまう親は、自分も忘れていたことは棚に上げ、すべてを子どもの責任にします。そして、子どもが続けられるように自分が努力することもなく、ただ叱るだけになります。
- Bを選んだ人:◎
- こう思える親は、子どもが続けられないのは自分にも責任があることに気づきます。そして、子どもが無理なく続けられる方法や確実に見届けるための方法を工夫したりします。
- Cを選んだ人:×
- ペナルティ(罰)で脅して子どもを動かそうとする親は、けっこういます。でも、長い目で見るとマイナスです。ペナルティがないとやらない、ということになりがちだからです。とくに、厳しいペナルティは子どもの中に不満がたまるので逆効果です。
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子どもが自分の仕事(お手伝い)やするべき生活習慣などを続けられるようにするためには、次の2つのことが大切です。
1,子どもが続けられるような環境やシステムを親が工夫してあげたり、または、親子で一緒に工夫したりすること
2,親が定期的に(毎日、1日おき、毎土曜日など)見届けて、子どもがやっていればほめて、忘れていたら指摘したり諭したりしてやらせることこの2つがあれば、子どもはがんばり続けることができます。この2つがないと、どんなにしっかりしている子でも続けることはできません。
子どもが仕事や生活習慣で忘れたりサボったりしているときは、それについて親も忘れたりサボったりしているのです。ぜひ、みなさんにはそれを自覚して欲しいと思います。
その自覚があれば、親自身が責任を感じるようになります。つまり、子どもができるようにしてあげる責任は自分にあるということに気づくのです。それに気づいた親は、工夫や見届けなどの努力を始めます。それに気づかない親は、絶対に子どもを伸ばすことはできません。
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