診断結果親子でお出かけの約束なのに、仕事で急用が!どうしますか?
  • A:「約束だったのに、ごめんね」と謝る
  • B:「急用なんだから仕方ないでしょ。わがまま言うんじゃありません」と叱る
  • C:その仕事がどれだけ大切か説明して、がまんさせる
Aを選んだ人:
仕事の急用といっても、それは親の都合です。こういうときは素直に謝るべきです。それが素直に謝る見本にもなります。
Bを選んだ人:×
こういう逆ギレをする親もときどきいますが、それは親だから許されるという甘えがあるからです。素直に謝らず理屈で自分を正当化する見本を見せていると、子どももそれを真似するようになります。
Cを選んだ人:
もちろん説明は大切ですが、それだけでは不十分です。やはり、子どもに素直に謝ることが大切なのです。
ポイント

日ごろから自分の気持ちを親に受け入れてもらえている子、自分の気持ちがわかってもらえていると感じている子、親の愛情を実感できている子、そういう子はこういうとき強硬な態度を取りません。「まあ、たまには仕方がないか」
という感じで、すぐ受け入れてくれます。

そうでない子は、このような状況で引き下がらないことが多いものです。なぜなら、自分の希望を通すことで親の愛情を確認したいと無意識のうちに感じるからです。

ときどき、スーパーやコンビニで「買って買って」と執拗に駄々をこねている子を見ることがありますが、そういう子の気持ちもこれと同じです。

子どもにこういう様子が見られる場合、「なんてわがままなんだろう」「このわがままを直さなくては」という考えで対応すると逆効果になるばかりです。その前に、ふだんの親の言動を振り返ってみることが必要です。

そして、子どもの立場に立って、次のことを問うてみましょう。自分は、子どもの気持ちを受け入れて共感的に対応しているか?子どもは、親にわかってもらえていると感じているか?子どもは、親に大切にされている、愛されている
と実感できているか?

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