今週の親力診断テスト
- [ 問題 ]
- 鈴木さんは家の中をきちんと整頓しておきたいと思っています。 でも、夫の太郎さんはそういうことに無頓着です。この頃、子供の本の置き場所について意見が食い違っています。 鈴木さんは、子供の本は専用の本棚にしっかり整頓して入れておきたいと考えています。太郎さんは、家のいろいろな場所において、いつでも本を読めるようにする方がいいと考えています。 さて、あなたなら、どうしますか?
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- 家のあちらこちらに、本を少しずつ置く
- 専用の本棚に入れておく。その本棚は子供部屋に置く
- 専用の本棚に入れておく。その本棚は居間に置く
- 専用の本棚2つに分けて入れておく。その本棚は子供部屋と居間に置く
- 本はいつでもどこでも読めることが大切です
- 本を好きにさせたかったら、気が向いたときに、いつでもどこでも読めるようにしておくことが大切です。 そのためには、各部屋に本を置く必要があります。ですから、一番いいのはAです。
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- Aを選んだ人:◎
- 家のあちらこちらに本があると、子供はどこでも本を手にして読むことができます。ごろんと寝ころんだときに、ふと手にした本にいつの間にか読みふけるということもあり得ます。テレビに飽きて手に取った本に引き込まれるということもあり得ます。いつでもどこでも気軽に本を手にして読むことができる、そういう環境こそが子供を本好きにするのです。
- Bを選んだ人:×
- これでは、いつでもどこでも気軽に本を手にするということは不可能です。子供部屋にいて、 「よし、本を読もう」と思ったときでないと読めません。整頓の行き届いたすっきりした住まいにはなるかも知れませんが、 子供を読書好きにさせることはできません。
- Cを選んだ人:×
- Bと同じです。居間にいるときはいいのですが、それ以外では本を手に取る機会が少なくなるでしょう。
- Dを選んだ人:△
- 子供部屋と居間の2カ所になっただけましですが、 いつでもどこでも気軽に本を手にして読むという理想からは、依然として遠いものです。
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私が家庭訪問で訪れたある家のことを紹介いたします。その家では、 各部屋にファンシーボックスが置いてありました。そして、その中には子供用の本がびっしり詰まっていました。
その家のお母さんは、こう言いました。「子供が好きなときに、好きな場所で本を読めるようにしてあります」 実際、その家の子はとても本が好きでした。当然、言葉もたくさん知っており、知識も感性も豊かでした。 学力も定着しており、発想も独創的でした。
整頓に気を遣い、すっきりした住まいにすることももちろん大切です。でも、本だけは別格と思ってください。 なぜなら、子供を本好きにさせることは、とてもとても大切なことだからです。 それは、多少のことには目をつむってもおつりが来るくらい大切です。
ぜひ、子供の身近に本をたくさん置いてやってください。 各部屋に小さい棚やケースを用意すれば、それほど散らばることもありませんので。
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