- 「またテストで100点取ったよ」と言う子に、何と言う?
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- A:いつも100点ですごいね。
- B:いつも100点取れる子でママもうれしいわ
- C:勉強よくがんばってるね。
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- Aを選んだ人:△
- 「いつも」という言葉がくせ者です。これだと、100点でないと見せにくくなってしまいます。
- Bを選んだ人:×
- これはさらに子どもにプレッシャーを与えます。子どもは、「いつも100点を取れる子でないとママに喜んでもらえない」と感じてしまいます。
- Cを選んだ人:◎
- これなら、子どもに余分なプレッシャーを与えません。心を込めて言えば、子どものやる気がさらに高まります。
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子どもを伸ばすにはほめるのが一番です。子どもは、ほめられれば自分に自信が持てて、さらなるエネルギーがわいてきます。上手にほめられる人だけが、子どもを伸ばせるのです。
私が講演でこういう話をすると、「ほめすぎることの弊害はありませんか?」という質問が出ることがあります。
私はほめすぎることの弊害というものはないと思います。でも、まずいほめ方というものはあります。
AとBのようにプレッシャーを与えるほめ方もその1つです。また、「わがままを言わなくていい子だね」のように子どもをコントロールするためにほめるのもいけません。
このようなほめ方は、子どものためにならないので気をつけましょう。正しいほめ方ならほめすぎということはありません。
また、何かうまくいかないことがあったときは、子どもの残念な気持ちに共感してあげることも大切です。例えばテストの点数が悪かったときです。
そういう親なら、子どもは悪い点のテストも安心して見せることができます。つまり、「ほめる」と「共感」の2つがセットになっていることが大切なのです。
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