- 買ったばかりの縄跳びが使いにくいと言う子。どうしますか?
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- A:すぐ買い換える
- B:せめて1、2カ月は使わせる
- C:壊れるまで使わせる
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- Aを選んだ人:◎
- 布製の縄跳びは遠心力が効かないので回すのが大変です。おまけにグリップが短いとなると、さらに回すのが大変になります。跳びにくい縄跳びを使わせていると、縄跳びが嫌いになってしまいます。
- Bを選んだ人:△
- 「せっかく買った物を大切にさせたい」という考えだと思います。でも、それで縄跳びが嫌いになってしまっては意味がありません。
- Cを選んだ人:×
- これでは、かなり長期間に渡って嫌々使うことになります。子どもは、わざと壊れるように使うかも知れません。
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教師だったころいつも感じていたのですが、親は子どもが使う物について思いの外無頓着だと思います。
運動会や持久走大会の日でも、非常に走りにくい靴で登校する子がいます。習字のある日に、すばらしくファッショナブルな服を着てくる子もいます。
小学3年生で大人用の国語辞典を使わされている子もいます。算数でも、大人が製図の仕事で使うようなプロ仕様の分度器を持ってくる子もいます。。
「物を大切にさせたい。既にある物は使わせたい」という気持ちでそうしていることもあると思います。それもわからないではありませんが、それによって勉強に支障が出るのでは困ります。
子どもに合わないものだとうまく使えませんし、苦手意識を持ってしまうこともあります。
縄跳びについては特にこれが言えます。回しやすい物とそうでない物では、格段の差があります。買うときは子ども任せにするのではなく、大人の目でしっかり選んであげてください。
縄の長さも大切です。子どもの身長や能力に合わせて、長さを調節してあげてください。
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