- 夕食の直前、テーブルの上がごちゃごちゃ。何と言いますか?
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- A:いっぱい上手に作ったね
- B:これじゃ食べられないでしょ!すぐ片づけなさい
- C:さあ、片づけよう
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- Aを選んだ人:◎
- 子どもががんばって紙工作を作ったのですから、ぜひほめてあげてください。その後で片づけるように言えば素直に聞いてくれます。
- Bを選んだ人:×
- いきなり叱られたのでは、子どもは立つ瀬がありません。子どもにしてみれば悲し過ぎです。こういうことを繰り返していると、子どもは素直に言うことを聞かなくなります。
- Cを選んだ人:△
- Bよりはいいですが、まず最初に子どものがんばりをほめるひと言が欲しいですね。
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親は、何かにつけ自分の都合を優先します。そして、そうしていることについて自覚がありません。
この問題の場合、子どもが紙工作に集中していたことはとてもいいことなのですから、本来は大いにほめるべき場面です。
でも、「夕食を食べさせなければ」という都合が最優先になってしまうと、否定的に叱ってしまうことになります
そういう親に限って、別の場面では「すぐ飽きてしまわないで、ちゃんと集中しなさい」などと叱ります。
このように、本当はほめるべき場面で叱ってしまう親はけっこいうます。なんともったいないことでしょう。
それを防ぐには2つの方法があります。1つは、子どもの立場に立ってその気持ちを思い浮かべるように心がけることです。もう1つは、「まずほめる。取り敢えずほめる」ということを心がけることです。
常にこの2つのことを心がけて、それらが自分の習慣になるようにしましょう。そうすれば、自然にできるようになります。
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