- 宿題の丸つけで子どもを伸ばすには?
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- A:これ合ってる、これも合ってる。これも合ってるね
- B:これ違う、これも違う。これも違うでしょ
- C:黙ってつける
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- Aを選んだ人:◎
- 間違っているところは黙っていて、合っているところはこのように言ってあげるといいですね。合っているところを強調することで、子どものやる気を高めることができます。
- Bを選んだ人:×
- 合っているところは黙っていて間違っているところを強調する言い方は、子どものやる気をくじきます。
- Cを選んだ人:△
- Bよりはいいですが、できたら肯定的な雰囲気を演出したいところです。
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同じ物事についても人によって感じ方は違います。例えば2連休の2日目の朝、「あ〜、休みも今日で終わりだ」と感じる人もいれば「やった今日も休みだ」と感じる人もいます。
この問題でもAとBの感じ方があり得るわけですが、どうせならAのようなプラス思考の方がいいと思います。合っているところを強調してあげることで、子どもは勉強への肯定的な気持ちを持てるようになるからです。
もともと人間の認識というものは常に主観に左右されるものです。これはカントという哲学者が300年前に発見したことです。カントは「主観的でない認識というものは存在しない」とすら言っています。この発見は哲学におけるコペルニクス的転回と言われるほど大きなものでした。
私たち人間は、日々の生活はもとより、人生の諸事万端において主観的な認識をしながら生きていく定めなのです。つまり、人生の全ては自分がどう感じどう考えるかで決まるのです。どうせなら、プラス思考で生きていきたいものです。
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