診断結果靴を履いたまま座席の上に立とうとする子。何と言いますか?
  • A:「靴で乗らないよ」
  • B:「靴脱ぐよ」
  • C:「靴脱ぎなさい」
Aを選んだ人:
「ない」という否定語が入ると相手を非難する要素が入ります。BやCに非難の要素が一切ないのに比べれば、その違いは明らかです。
Bを選んだ人:
これは相手を非難する要素がないシンプルな言い方です。しかも、言い方が柔らかなので相手には心地よく聞こえますす。
Cを選んだ人:
Bと同じく相手を非難する要素がないシンプルな言い方です。ただ、命令形なので柔らかさに欠けます。
ポイント

この親力診断テストの問題はすべて書き言葉で表されているので、語気の違いを表現することはできません。◎の「靴脱ぐよ」にしても○の「靴脱ぎなさい」にしても、怒るような荒い語気で言えば×に決まっています。

ですから、ABCのいずれも穏やかな語気で言うという前提で比べてください。そうすれば、3つの言い方の微妙な違いが明らかになります。

穏やかな語気で言ったとしても、Aの「靴で乗らないよ」には極めてかすかながらも非難の要素が感じられるはずです。かすかなものではあっても、そういう微妙な違いに敏感であって欲しいと思います。

人に何らかの要求を伝える場合、相手を非難する要素を入れないということがとても大切です。というのも、そこに非難の要素があると感じられると相手は心を閉ざして素直に聞けなくなるからです。

相手を非難する要素を入れないで伝えると相手は素直に聞いてくれます。常にそのように心がけていると人間関係は絶対によくなります。

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