- 自分で起きない子を起こすとき何と言いますか?
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- A:自分で起きなきゃダメでしょ。なんど言ったらできるの
- B:さあ、朝だよう。今日も元気にがんばろう
- C:さあ、起きよう。はい、起きて、起きて
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- Aを選んだ人:×
- これだと素直に聞く気にはなれません。それに、朝から否定的な言い方で叱られるの は精神衛生上もよくありません。気持ちが腐ってしまいます。朝は明るくさわやかに 過ごしたいものです。
- Bを選んだ人:◎
- 肯定的な言い方だと、言う方も言われる方もお互いに気持ちがいいですね。そして、 言われた方は素直な気持ちで受け取ることができます。
- Cを選んだ人:○
- 肯定的な言い方が無理なときは、せめてこのような単純な言い方にしましょう。
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人に何かしてほしいとき、それを伝える上で大切なのは相手を非難する要素を入れないということです。なぜなら、相手は自分が非難されていると感じた瞬間に心を閉ざしてしまうからです。
これは本当に大切なことなので、つねに意識してください。Aのような否定的な言い方を続けて、それで物事が改善するということは絶対にありません。
一番いいのはBのような肯定的な言い方です。この他にも、「今日もいい天気だよ」「今朝は大好きな目玉焼きだよ」「早く起きると後が楽だよ」など、肯定的な言い方を工夫してみましょう。
それが出ないときは、せめてCのような単純な言い方にしましょう。この他にも、「はい、起きるよ」「1分以内に起きよう。用意、ドン」などです。そのとき、「またあなたはいつも○○で、どうのこうの…」などと余分なことを言わないようにしましょう。
親が何事にも非難の要素を入れない言い方に徹していると、子どもはだんだん素直になってきます。それは多くの親たちが実際に体験していることです。
親がこのことに気づかないまま否定的な言い方を続けていると、子どもの心はどんどん離れていきます。私は子育て中のみなさんに一日でも早く気づいてほしいと願ってます。
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