- 水道の水を出しっぱなしの子。どうしますか?
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- A:水を止めなきゃダメでしょ
- B:すごい!めずらしい虫を見つけたね。水を止めてじっくり観察しよう
- C:水を止めてから虫を見ようね
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- Aを選んだ人:×
- 「○○しなきゃダメでしょ」という言い方だと、言われた方はとても不快に感じます。否定的な言い方の中には相手を非難する要素があるからです。こういう言い方が多いと子どもはだんだん素直に言うことを聞かなくなります。
- Bを選んだ人:◎
- Bは、まず相手を認めてそれからこちらの希望を伝えています。しかも肯定的な言い方で伝えています。認められたことで、子どもは親の愛情を感じることができます。すると、素直に言うことを聞けるようになります。
- Cを選んだ人:◯
- 否定的でも肯定的でもない単純な言い方です。否定的ではないので、相手を非難する要素がありません。ですから一応は合格です。
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このような診断テストの場で、三択問題として考えるときはAが×でBが◎だとすぐわかると思います。でも、実生活の場面ではAのように言ってしまう人がほとんどでしょう。
大切なのは実生活でどれだけ実行できるかです。頭でわかっていても実行しなければ意味がありませんので。
選択肢を比較しながら、実際の自分を振り返ってみてください。そのきっかけとしてこの親力診断テストを活用してください。
ところで、大人は水を止めなければならない理由が十分わかっていますが、子どもはよくわかっていないことがあります。そういう場合は、理由を上手に話してあげることも必要です。理由がよくわかれば子どもも実行しようという気になります。
でも、それでもうっかり忘れてしまうこともあります。そういうときは、Bのような肯定的な言い方かCのような単純な言い方で促してあげましょう。
たとえ同じことを繰り返し忘れてしまっても、何度でもその度に上手に促してあげてください。
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