- 筆算を教えてもすぐ忘れる子。どうしますか?
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- A:「さっき教えたでしょ。なんでできないの?」と言う
- B:もう一度教えてあげる
- C:「どこがわからないの?」と聞く
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- Aを選んだ人:×
- これは子どもにとって一番つらい言葉です。こういう言い方をされると、子どもは自分への自信を持てなくなり、自分はダメな子だと感じるようになります。同時に、自分は大切にされていないようだと感じ、愛情不足を感じるようになります。
- Bを選んだ人:◎
- ぜひ、こうしてあげてください。やさしく丁寧な言葉で、何回でも、何十回でも教えてあげてください。それを1つの触れ合いとして楽しんでください。これなら、「自分は親に大切にされている」と感じることができます。
- Cを選んだ人:△
- これも子どもにはつらい言葉です。「どこがわからないの?」と聞かれてわかるようなら苦労はしません。
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教えてもらいながらならできるのに、一人でやるとできなくなってしまうということはよくあります。大人は「今教えたばかりなのになぜできないんだ?」「こんな簡単なことがどうしてできないのか?」と感じて、だんだんイライラしてきます。
子どもは大人が隣でイライラしているのを敏感に感じ取って焦ります。それで頭が混乱してますますわからなくなります。
子どもは一生懸命やっているのです。それでも、わからないものはわからないのです。できないことはできないのです。それで叱られるなんて悲しすぎます。
私たち大人でもそういうことはあります。できないことはできないのです。そのとき、既にできる人に「なんでこんなことができないの?」と言われたら悲しいですよね。頭にきますし、やる気などいっぺんになくなってしまいます。
と同時に、そういうことを言う人には「そういう人だったんだ」というがっかりした感じを持ちます。それは、自分のことを大切に思ってくれていないようだな、信頼できない人だなという不信感にもつながります。
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