- 「オレばっかり…。どうせオレが悪いんだよ」と言う子
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- A:ちゃんと自分の悪いところを反省させなければ
- B:公平に接しているはずなのに
- C:何か不公平に感じていることがあるに違いない
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- Aを選んだ人:×
- 「オレばっかり…」などの言葉が出るのは、親の言動に対して不公平を感じているからです。つまり、自分は他の兄弟のように愛されていないと感じているのです。その満たされない気持ちをそのままにして、自分の悪いところを反省させようとしても無意味であり逆効果です。
- Bを選んだ人:×
- 親は公平に接しているつもりでも、子どもはそう感じていないことがとても多いのです。子どもからこういう言葉が出たら、一度その子の立場に立って謙虚に振り返ってみることが必要です。
- Cを選んだ人:◎
- 子どもをとがめる前に、自らを振り返ることができる親なら、子どもは救われます。
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・何でもオレのせい。オレより妹の方がかわいがられている
・いつも私ばかり叱られる。私は他の兄弟より愛されていないのかも
・ぼくはよく思われていないのかも。好かれていないんだなこのように感じている子はけっこういます。これは親の愛情不足を感じているということであり、子どもにとってとてもつらいことです。
子どもにそう感じさせてしまう責任は、すべて親にあります。親は公平に接していると思っていても、子どもの立場から見ればそう感じられないということなのです。
親はその子のために叱っているつもりかもしれません。でも、「また○○してない。なんでまるまるしないの!○○しなきゃダメでしょ」などと否定的な言い方で叱ることが多いと、子どもは自分が否定されていると感じるようになり逆効果です。
まずは、自分が親に大切にされている、愛されている、と実感できるようにしてあげることが一番大切です。それがないところで何をやっても、効果はありません。
そのためには、親の言葉づかいが大切です。否定的な言い方で叱るのをやめて、明るく肯定的な言い方で促すようにしましょう。そして、1日1回はほめるようにしましょう。また、子どもの話には共感的に耳を傾けるようにしましょう。
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