- 算数的な思考力と計算力のどちらが大事?
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- A:機械的に計算する力よりも算数的な思考力を伸ばすべきだ
- B:小学生のうちは計算力を伸ばすことの方が大事だ
- C:思考力と計算力の両方が大事だ
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- Aを選んだ人:×
- 思考力と計算力は車の両輪のようなもので、どちらも大事です。思考力を伸ばすためにも計算力が必要です。
- Bを選んだ人:×
- 思考力と計算力のどちらが大事ということではなく、どちらも大事です。計算の練習ばかりやっていても、文章問題を読んで解き方を考えたり式をつくったりする力は伸びません。
- Cを選んだ人:◎
- 当たり前のことですが、思考力と計算力の両方が大事です。どちらか一方に偏った指導では、総合的に算数力を伸ばすことはできません。
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算数の力を伸ばすためには、思考力と計算力の両方を伸ばすことが大切です。
計算の練習ばかりしていても思考力は伸びません。思考力がないと問題を読んでも式がつくれないので、答えに至ることができません。
また、問題を読んで解き方を考えたり式をつくったりするためには、つまり算数的な思考をするためには、計算が素速く正確にできることが必要です。そして、つくった式の答えを出すためにも計算力が必要です。
このようなわけで、思考力と計算力は両方とも大事なのです。
計算力を伸ばすには反復練習が必要です。でも、これは単調な面があるので、飽きてしまう子もいます。子どもが飽きることなく楽しく取り組めるための工夫が必要です。
それには、タイムをはかって新記録を目指すという方法が効果的です。毎日練習すればタイムは確実によくなるので、子どもは自分に自信が持てるようになります。
思考力を伸ばすには、パズルと文章問題がオススメです。今は楽しみながら思考力を鍛えられるパズルがたくさん市販されているので、子どものレベルに合うものをやらせてあげるといいでしょう。
また、親が手作りの文章問題をつくってあげると子どもは喜んでやってくれます。加減乗除が順不同に混じっている問題をつくってあげると、式をつくる力がつきます。
市販の問題集の中にはかけ算の単元ではかけ算しか出ないというような構成になっているものがありますが、これでは思考力は伸びません。
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