今週の親力診断テスト

[ 問題 ]
夕食後の片付けのとき、めずらしく小学生の息子がテーブルの上を拭いてくれました。 ぜひ、褒めてやりたいところですが、実際のあなたは、どのように言いそうですか?
  • ありがとう。本当に助かるよ
  • 拭いてくれる人がいると、お母さんの仕事が楽になるよ
  • ありがとう。本当に助かるよ。明日も頼むね
  • めずらしいね。何か、欲しい物でもあるの?
診断結果褒め上手が子育て上手
子供のいい表れを見逃さずに、上手に褒めることが大切です。一番いいのはAとBです。
Aを選んだ人:
心からの感謝の言葉は、一番の褒め言葉です。子供の心はやってよかったという気持ちで満たされます。 これが、自然に次につながるのです。
Bを選んだ人:
このように、理由を付けて褒めてやることも大切です。子供は、なぜそれがいいことなのか、意外と分かっていないことがあるからです。自分がテーブルの上を拭くだけでもお母さんの仕事がそれだけ楽になるということが分かれば、これからもやろうかなという気持ちになるかもしれません。
Cを選んだ人:
褒めた後で、つい大人は次の要求を出してしまいがちです。そうすると、褒めたのはそうしてほしいからだということが、子供にも分かってしまいます。これは、言わずもがなの一言です。
Dを選んだ人:×
子供がいつもしないようなことをすると、大人としてはちょっとからかってみたくなるものです。それで、ほんの軽い気持ちで、こういうことを言ってしまうことがあるかもしれません。でも、言われる方は、いい気持ちがするはずがありません。何気ない一言が人の心を深く傷つけることも、よくあることです。
ポイント

子供を伸ばすには、褒めるのが一番です。これは、子育てや教育の常識中の常識です。 でも、親も教師も実際にはなかなか褒めないものです。

なぜなら、人間というものは、一緒に過ごす時間が多くなると、 どうしても相手の欠点ばかりが目に付くようになるからです。そして、相手のいいところは、 それがあって当たり前という感じになっていくのです。

ですから、親や教師は、いいところを見つけて褒めようといつも意識していることが必要なのです。 そして、少しでもいい表れがあったら、それを見逃さないようにすることです。 それは、子供を褒めて伸ばしてやるための絶好の機会なのです。

そのような絶好の機会を見逃してしまうと、次には、それができていない姿を見せられることになります。 そしたら、そこで叱ってしまうことにもなりかねません。もし、機会を見逃さずに褒めていれば、 そうはならなかったはずです。

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