今週の親力診断テスト
- [ 問題 ]
- 小学6年生の3学期になるというのに、息子がいまだに母親の膝にのってきます。あなたならどうしますか?
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- 2回に1回くらいのせるようにして、少しずつ減らしていく
- 小学校を卒業して中学生になるのがいい機会なので、「膝のりも卒業しようか」と言う
- 自分からのらなくなるまでのせてやる
- 「いつまでも膝にのっているのはマザコンだよ」と言う
- 膝のりはいつまで許す?
- 本人がのりたくなくなるまでやらせてやってください。一番いいのは、Cです。
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- Aを選んだ人:△
- 膝にのるということは、親に甘えることで愛されていることを確認したいのです。その気持ちを十分に満たしてやることは、とても大切です。それが不十分だと、その満たされなかった気持ちがいつか何らかの形で出てきます。そして、多くの場合好ましくない形で出てくるのです。成長期の発達課題を十分にこなさないまま次に進むことは、とても危険です。やり残した課題は不良債権のようなものです。
- Bを選んだ人:△
- 小学校の低学年で膝のりを卒業する子もいれば、高学年で卒業する子もいます。また、中学生になってもそれをしたい子もいます。それぞれの子には、ペースがあるのです。もうすぐ中学生だからといって無理矢理終わりにするということは、いいことではありません。それは、何かをやり残していくということなのです。
- Cを選んだ人:◎
- 子どもが満足するまで膝にのせてやることが大切です。そうすれば、自然に自分からのらなくなります。もう十分にその部分が満たされて、もはやそれは必要ではなくなるのです。このとき、その子はそれを本当に卒業することができるのです。発達課題をしっかりこなして、次に進めるのです。
- Dを選んだ人:×
- このように無理矢理終わらせると、発達課題をし残すことになります。さらに、このような言い方では、子どもを深く傷つけることにもなります。「自分はマザコンじゃない」と証明するために、いろいろなところで無理をすることにもなりかねません。
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子どもの成長のペースは、それぞれの子によって大きく違います。どの子にもそれぞれのペースがあるのです。そして、1人の子の中でも、それぞれの部分によって大きく違います。どの部分にもそれぞれのペースがあるのです。
つまり、それぞれの子のそれぞれの部分にそれぞれのペースがあるのです。ですから、「○才だから」とか、「○年生だから」という考え方には、注意が必要です。
それは、参考にはなっても、決して個々の子をその鋳型に当てはめようとしてはいけません。どの子も個性的であり、一般的な子とか平均的な子など1人もいないのですから。
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