今週の親力診断テスト
- [ 問題 ]
- 小学1年生と4年生の我が子は、2人とも水泳が苦手です。そこで、市民プールに連れて行って、親子で練習したいと思います。2人とも顔を水につけることはできるのですが、水の中で目を開くことはできません。どうも、まだ水がこわいようです。まず、水に慣れさせるために、水かけごっこ、顔つけ、もぐりっこ、水中ジャンケンなどから始めるつもりです。でも、ゴーグルをつけさせた方がいいかどうか迷っています。あなたならどうしますか?
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- 2人ともゴーグルをつけさせる
- 2人ともゴーグルをつけさせない
- 1年生の子にはつけさせて、4年生の子にはつけさせない
- ゴーグルは水泳の上達に役立つと思いますか?
- ゴーグルをした方が水泳の上達がはやくなります。一番いいのはAです。
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- Aを選んだ人:◎
- 水をこわがる子は、顔を水につけたときに目をかたく閉じてしまいます。それで、何も見えなくなり、ますますこわくなってしまうのです。そういう子でも、ゴーグルを付けていれば水中で目を開けることができます。水の底や自分の足が見えると、安心できます。安心すると、水慣れの練習もどんどんはかどるようになるのです。
- Bを選んだ人:×
- ゴーグルをつけるとつけないとでは、上達速度が大きく違ってきます。ゴーグルをつけないと、水がこわい段階からなかなか抜け出せません。ゴーグルをつけさせて、安心して練習できるようにしてやってください。
- Cを選んだ人:×
- 2人とも水がこわいのですから、2人ともゴーグルをつけさせるべきです。何ごとも、何才だからとか何年生だからということで決めない方がいいと思います。大切なのは、その子の実態に合わせて進めることです。
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私が教師になり立てのころ、ゴーグルは今ほど普及していませんでした。その頃、学校の水泳の授業では、水の中で目を開ける練習をかなりやっていました。それができないままだと、次の段階に進ませてもらえないこともありました。
でも、今はゴーグルがこれほど普及しているのですから、どんどん使えばいいのです。水中で目を開けられない子でも、ゴーグルをつければ何も問題ありません。ゴーグルによって水への抵抗が薄れれば、水慣れも泳ぎの練習もどんどん進みます。
そして、だんだん水泳の練習が楽しくなってきますし、当然泳ぎも上達します。そうすれば、いつの間にかゴーグルなしで水中で目を開けることもできるようになっているのです。水中で目を開く練習にいつまでもこだわっているより、この方が合理的です。
私は、家でも水慣れの練習をするといいと思います。特にいいのはお風呂です。ゴーグルをつけてお湯に顔をつけたり、水中ならぬ湯中ジャンケンで遊んだりするといいでしょう。もちろん、小さい子が入っている場合は目を離さないように、親がついていてやってください。
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