今週の親力診断テスト

[ 問題 ]
2年生の我が子は友達数人と公園に遊びに行きました。しばらくして様子を見に行くと、我が子ともう1人の子がいつの間にかけんかになっていました。2人は、最初つかみ合ったり取っ組み合ったりしていました。でも、だんだん激しくなってきて、パンチやキックが出てくるようになりました。あなたならどうしますか?
  • 止める
  • 止めないで見守る
  • 子どもたちに任せて立ち去る
診断結果子どものけんかは、見守る?止める?
けがの危険があるけんかは、止めるべきです。一番いいのはAです。
Aを選んだ人:
つかみ合いや取っ組み合いとパンチやキックでは、危険度が全く違います。もし、相手の永久歯を折ったり目をつぶしてしまったりしたら、とんでもないことです。パンチやキックが出そうになった時点で、すぐに引き離すべきです。
Bを選んだ人:×
止めないで見守っていて、どちらかが永久歯を折ったり目をけがしたりしたらどうなるでしょう?子どものけんかで目がつぶれて、一生その目が見えなくなるということもあるのです。その子は一生片方の目が見えなくなるのです。また、けがをさせた子も、その親も、見ていた大人も大きな責任を問われることになります。
Cを選んだ人:×
子どものけんかに親が出るのはみっともない、と思っている人もいると思います。でも、それは時と場合によりけりです。
ポイント

けんかは、子どもの成長に欠かせないものです。けんかと仲直りを繰り返しながら、子どもはいろいろなことを学びます。自己主張の仕方、相手の主張の取り入れ方、お互いの妥協点の見つけ方、けんかの仕方と仲直りの仕方などなどです。

ですから、私は、けんかの全てをすぐ止めるべきだと言うつもりはありません。ある程度は、やらせる必要もあるのです。でも、そのある程度をどこまでにするかが問題です。

たとえば、大まかに次の3つに分けて考えてみます。

1,口だけのけんか

2,つかみ合いと取っ組み合いのけんか

3,キックやパンチなど、危険なことを伴うけんか

このうち、3つ目については、私はすぐに止めて子どもたちを引き離すべきだと思います。理由は、先に書いた通りです。

もちろん1つ目のものでも、相手の心を傷つけるようなものはいけません。同じように、2つ目のものでも、相手にけがをさせる危険があるものはいけません。

つまり、けんかによって心や体を傷つけるもの、後々までそれが残るもの、そういうものはいけないということなのです。そういうものは、大人がすぐに止めるべきなのです。

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