今週の親力診断テスト
- [ 問題 ]
- 小学6年生の娘とテレビドラマを見ていたら、思いがけず、愛し合う2人のベッドシーンが始まってしまいました。あなたならどうしますか?
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- テレビのチャンネルを替える
- そのまま見続ける
- 自分だけ席を外す
- 親子でテレビを見ていて突然ベッドシーンが始まったら、あなたはどうしますか?
- 親子で性的なことを話題にできるオープンな雰囲気を作るチャンスです。一番いいのはBです。
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- Aを選んだ人:×
- 親が慌ててチャンネルを替える様子を見て、子どもはどう思うでしょう?まず、親は性的なことについて触れたくないのだと思うでしょう。さらに、性的なことはこっそり隠すべきもの、おおっぴらに触れてはいけないものなのだと思ってしまうでしょう。そして、性的なことは、知識の獲得や悩みの解決も含めて、全て親や大人がいないところでこっそり進めなくてはならないものなのだと思ってしまうでしょう。
- Bを選んだ人:◎
- こういう親の様子を見て、子どもには何が伝わるでしょう?まず、性的なことは、こっそり隠すべきものでも触れてはいけないものでもないということが伝わります。そのような開かれた雰囲気の中で、自然に性的なことを親子で話題にしたり、性的な悩みを親に相談したりすることができるようになるのです。そうして初めて、性の正しい知識や健全な意識を身につけさせることができるのです。
- Cを選んだ人:△
- Aほどではありませんが、ほとんど同じような印象を子どもに与えるでしょう。
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性は、親が一番避けて通りたい話題の1つです。というのも、まず、気恥ずかしいという気持ちが先に立ってしまうからです。それに、どこまで教えればいいか分からないということもあります。
学校でしっかり系統立てて教えてもらえば間違いないし、できたら自分はずっと触れずにいたいというのが多くの親たちの本音なのです。
でも、本当は、一番身近な親が、わが子の心身の成長状態や興味関心に応じて教えていくのが一番いいのです。なぜなら、同じ学年でも子どもの成長状態や興味関心は大きく違っているからです。
それに、親子で自然に性について話をするオープンな雰囲気を作っておくことは、とても大切です。思春期の子どもにとって、性の悩みはかなり大きなウェートを占めているからです。それについて親子で全く話ができないというのでは、子どもを健全に育てることなどできるはずがありません。
こういうとき、できたら、「結ばれてよかったね」とか「本当に愛し合っているんだね」などと言って、親子の会話のきっかけを作ってやるといいと思います。そういう中から、「悩みがあったら相談してね」とか「好きな人ができたら連れて来てね」等の話もできるようになるのです。
もちろん、暴力的な描写や度を過ぎた映像の場合は、この限りではありません。
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