今週の親力診断テスト
- [ 問題 ]
- 近頃反抗期の6年生の息子の机の中に、まるめた紙が入っていました。開いてみたら、こう書いてありました。「お手紙ととってもすてきなプレゼントをありがとう。でも、私は他の子が好きだからおつきあいできないの」。どうやら、息子が女の子に手紙と何かのプレゼントを渡したようです。あなたならどうしますか?
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- 息子にその手紙を示して、「ふられるのってつらいよね…でも、手紙はいいけど、小学生のうちはプレゼントはやめておこう」と話す
- 手紙のことには触れず、それとなく「子ども同士のプレゼントや物のやりとりには注意が必要だ」という話をする
- 特に何も言わないが、息子の様子を注意深く見守る
- 息子が女の子にプレゼントをあげたようだが、どうする?
- 反抗期も気になり、物のやり取りも気になります。一番いいのはBとCです。
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- Aを選んだ人:×
- 親としてこうしたい気持ちは分かります。でも、机の中を見たことも、手紙を読んだことも分かってしまいます。相手が反抗期ということを考えると、かなりリスクの高いやり方と言えます。
- Bを選んだ人:◎
- 子ども同士の物のやりとりは、慎重であるべきです。物とはお金が姿を変えたものだからです。手紙のことに触れずに、うまくそれを伝えることができればいいと思います。
- Cを選んだ人:◎
- 「プレゼント」という言葉が気になります。でも、特に今まで心配なところがない子だったのなら、しばらく注意深く見守るのもいいと思います。
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今は物が溢れているので、子ども同士で物をあげたりもらったりすることへの抵抗感が薄れているようです。でも、あまりルーズになると、自分の物と人の物の区別が曖昧になってしまいます。
子どもが友達の気を引くために物をあげるという行為に出たときは、気を付けた方がいいでしょう。中には、それが常習化している子も見かけます。そういう子は逆に、友達の物を気軽に使ったり取ったりすることも多いのです。
さらに、子ども同士の間に力関係があるときは、「あげた、もらった」がいつの間にか「取った、取られた」になってしまうこともあります。一緒に店に行った場合、「おごった、おごられた」が「買わせた、買わされた」になることもあります。
これらは全て物のやりとりのルーズさから来ているのです。ですから、プレゼントという言葉にも敏感になった方がいいと思います。
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