診断結果 わが子の友達がすごく行儀がよかったのを見て、あなたはわが子に何と言いますか?
  • A:あなたは、あんなにしっかりやらなくてもいいからね
  • B:あなたも、よその家に行ったときしっかりやってね
  • C:さすがに、あなたはいい友達を持っているね
Aを選んだ人:×
これでは、身も蓋もありません。せっかく、その子がいい見本を見せてくれたのですから、うまくわが子のためにも活かしたいものです。
Bを選んだ人:
これをいいお手本にしたいという思いから、親はついこう言ってしまいがちです。でも、このようなストレートな言い方では、子どもも素直にはなれません。かえって、反発を招くこともあり得ます。
Cを選んだ人:
これはとても巧みな言い方です。「いい友達」と言うことでその子の行儀をほめ、価値付けています。それによって、わが子にも同じように行儀に気を付けて欲しいと伝えているのです。しかも、「さすがに、あなたは…」と言うことで、わが子の気持ちにも配慮しつつ伝えているのです。
ポイント

いくら正しいことを言っていても、相手に受け入れてもらえなくては意味がありません。相手が気持ちよく受け入れてくれるように言える人が、コミュニケーションや人間関係の達人なのです。

これはどんな職場でもどんな集団でも、およそ人間関係があるところでは全て当てはまります。もちろん、親子関係においても全く同じです。

親子だからといって、子どもの気持ちに配慮しない言い方をしていると、子どもの気持ちは離れるばかりです。「上司だから許される」というのは上司の甘えであり、「親子だから許される」というのは、親の甘えなのです。

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