- 効果的な漢字勉強法とは?
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- A:毎日書き取りを2ページずつやる
- B:テストする漢字を決めておき、書き取りをした後でテストをする
- C:漢字の問題集をやる
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- Aを選んだ人:×
- ただ書き取りをするだけだと、漢字は意外に覚えられないものです。特に、漢字の勉強に興味がない子は、「覚えたい」という気持ちがないのでただ機械的に写すだけになりがちです。これは子どもにとってかなり苦痛な作業です。それを毎日2ページとなると、よけいに漢字が嫌いになってしまう可能性があります。
- Bを選んだ人:◎
- 「今日はこの5つの漢字を練習して、後でミニテストしよう」というやり方だと、子どもに目的意識を持たせることができます。その際、毎回必ず100点が取れるようにしてやることがとても大切です。そのためには、最初はハードルを低くすることや、練習中に間違えている漢字を見つけて教えてやることが必要です。そして点数を記録していき、連続100点の記録更新が楽しみになるようにしてやるといいでしょう。子どもは大いに燃えます。
- Cを選んだ人:○
- 目先を変えて漢字の問題集をやらせてみると、子どもが前向きに取り組む場合もあります。ただ、これも使い方が大事で、ただ書いているだけでは覚えません。Bのように、練習した後でミニテストをするというパターンにすると効果的です。
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夏休みなどに、子どもに毎日書き取りをやらせる親はけっこういます。でも私の経験だと、その割りに覚えていない子が多いのです。親も子も「書き取りをしている」ということだけで満足してしまって、このやり方で本当に漢字の力がつくのか真剣には考えていないような気がします。
私はBのようなパターンが一番効果的だと思います。これを繰り返せば必ず力がつきます。つまり、効果があるかないかの分かれ目は、書き取りをしているときに覚えようとしながら書いているかどうかです。覚える意思がないのにただ書いても意味はないのです。
これは、夏休みの漢字のことだけでなく、日々のどの勉強にも当てはまることです。子どものモチベーションを高める工夫があるかないかで、効果は大きく違ってくるのです。
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