「たてわり」は、まさに「社会経験」
学校ではあまり体験できない「たてわり」レッスンの効能
ホリデークラスは、同じ世代のお友達だけでグループになる「よこわり」ではなく、異なる年齢層のお友達のなかで、1つの作業や、遊びを共有する「たてわり」で運営しています。
幼稚園や学校では、あまり経験することができない環境でのお友達の様子を観ていると、本当にはらはらドキドキ、まさに、エキサイティングなのです。
最初は、どうしても慣れない存在を「怖れ」、拒否反応から始まります。
特に、自分より幼いお友達は、自分が想定している秩序を乱すので、
なかなか好きにはなれません。
でも、やがて幼いお友達を認め始めます。
小さな頃を思い出したり、自分が同じような対応された時にどんな気持ちになるのかを想像できるようになり、どうしたら、一緒に楽しく過ごすことができるのかな?と「期待」し始めます。
こうして、ようやく幼いお友達と共有できるようになります。
僕(私)は、お兄ちゃん(お姉ちゃん)という気分です。もうこうなったら、幼いお友達の面倒をみたくて仕方がありません。ただ、今度は、「コントロール」したくなります。
ここで、幼いお友達から拒否反応がでたりします。
幼いお友達なので、直接、言葉にはならないのですが、
気分は、「いいから、もう、ホットイテよ!」。
すると…自分が年上だから、我慢しなければというある種の「自己犠牲」、自分は年上だから、しっかりしなければというある種の「役割分担」、あるいは、幼いお友達ばっかり、先生が構うから、私も!という「主導権争い」などが起こります。
少し遠回りしながらも最後には、幼いお友達を「許せる」ようになり、幼いお友達への過度の期待を「手放し」なんとなくうまく「コミュニケーション」がとれるようになる。
ようやく、「依存」関係のない、程よい距離感の「信頼」関係が、
築かれていきます。
ここで、はじめて「つながり」を意識できるのでしょうね。
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