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なぜ地球の自転は、おきるの?

簡単な言葉で「原理」を子どもにうまく伝えよう

Q.なぜ地球の自転は、おきるの?

A.【わかりやすい解答例】

まず、地球はどうやってできたかというと、ずっとずっと大昔、太陽がやっと出来た時に、そのまわりにガスや小さなチリがいくつも、いくつもあったみたいだよ。

そのチリやガスがぶつかって段々大きくなって、
いくつもの岩のようになっていったんだね。

その岩と岩がぶつかっちゃって合体したんだ。

君が泥ダンゴを作る時に、泥のかたまりと泥のかたまりをくっつけて、
だんだん大きくしていくよね。

同じように、地球の場合は、
岩と岩がぶつかってだんだん大きくなっていったんだ。

さらに大きくなった岩と岩がぶつかって…、
そんな事をくりかえして、今の地球の大きさになったようだよ。

そうそう。そんな時に、
ボロッってかたまりが落ちちゃう時があるよね。

月は、そんなふうに、ぶつかった時にボロッって落ちたみたいだよ。

なんで地球が回転しているかというと、
岩と岩がぶつかる時に回転しちゃうんだよね。

一輪車に乗った人同士が、お互いに向かってきて、
ぶつかる時に腕を組んだりするのを見たこと無いかな?

反対から来て腕を組むと、その後、くるくるって回転するよね。
そんなのをテレビで見たことある?

まっすぐぶつからないと、ぶつかる時に回転しちゃうんだ。

一輪車だけでなくボールなんかでも、
ぶつかって回転しちゃうのを、見たことあるよね?

そうやって、地球ができた時に回転しているのが、
今でも続いているんだよ。

公園にある回転ジムで遊んだことあるよね?

最初に力いっぱい、回してあげると、
何もしなくてもしばらくは回ってくれるよね。

古いジムで回すと、「ギーッ」っていうような音がするのはすぐに止まっちゃうけど、新しいジムはいっぱい回るはずだね。

まだまだいっぱいあるよね。コマや自転車のタイヤ。

そう。みんな何も無ければ止まらないんだ。

本当は、動き出したものはずっとそのままなんだよね。
だから何のエネルギーもいらないんだ。

逆に止まってしまうのは、空気がじゃましたり、
“摩擦”といって、物と物がこすれる時に、熱が出て動きをじゃまするんだね。

実はね。最初に話した地球ができたお話は、いろんな人がいろんな事から、調べたり、研究して、「こうやってできたんじゃないか」って、わかってきたことなんだけど、はっきりはわかってないんだよね。

だって、人間が生まれるずーっと前。地球ができるころの話だからね。

もっと興味があるのなら、君が大きくなっていっぱい勉強して、
色々調べて、みんなに教えて上げられるようになるといいね。