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子どもの「創造力」を伸ばすには?

子どもの“知りたい好奇心”を見守り、学習させる大切さ

右脳能力の1つに「創造力」というものがあります。

この力を育てるにはどのようにしていったらよいのでしょうか。
基本的なことは、「シナプス」をより多くつくることです。

それでは「シナプス」とは、なんでしょう。

脳の神経細胞からのびる神経繊維は、隣の神経繊維と結びつき連結部をつくり回路を開きます。この連結部を「シナプス」とよびます。

いろいろな刺激により、新しい回路が、
複雑にたくさん開いていくのです。

その時に受け取る刺激が強かったり多かったりすると、回路は太く電流もたくさん流れます。「頭の回転が早い」といわれる人は、この太い回路をたくさんもっている人たちなのです。脳細胞が刺激を受けることで電気が発生し、それが流れます。

シナプスはその中継場所となり、その刺激を伝えます。その時に分泌されるホルモンが、ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、βエンドルフィン、等といわれています。集中の物質ノルアドレナリン、やる気の物質ドーパミンにより、満足が得られるしくみになっているのです。

1歳の子どもは、何でも関心を示し、何にでも手をだします。これは、学びたいという気持ちから手をだすのです。そして、うまくいくと満足し、次のものに手をだしたくなります。この時に回路ができるのです。

ところが「ダメ」をだすと、その時に開かれたかもしれない回路が、開かないことになってしまいます。これは、小中学生、大人でもおなじです。何かをしようと思ったときに、「おっ、すごい!」とほめられるのと「何なの、それ」と否定されるのでは、どちらが快感を得られるか、すぐにわかりますよね。

知りたい好奇心を満たしてあげ、たくさんの学習をさせてあげる。すると子どもは、学習をますます快感として、学習することが楽しみになってくるのです。すると、理解すること、覚えることが簡単になる頭脳ができるのです。

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