受験生へ〜毎日を大切に〜
受験だけでなく、「生き方」そのものにも通じる考え
もし今日という日が、最後だとわかっていたら、
今日の1日をもっと懸命に生きただろう。
この目に映るもの全てを、焼き付けようとしただろう。
この手に触れるもの全てを、愛しく感じただろう。
もし今日という日が、最後だとわかっていたら、
今日の1日をもっと大切にしただろう。
この耳に入る言葉全てを、脳裏に焼き付けるように身を傾けただろう。
この口から出る言葉全てを、愛のあるものにしただろう。
もし今日という日が最後だとわかっていたら、
好きな人に好きと伝えて、
大切な人に大切だと伝えて、
感謝の言葉を惜しまなかっただろう。
今までありがとう、と声をかけて、抱きしめることだろう。
今日という日が最後だと、
この身体を持つのが最後だと、
この巡り合わせになるのが最後だと、
そうわかっていたなら、
心無い言葉を吐かず、愛の無い行動を取らず、
どんな些細なことでも慈しんで行動しただろう。
今日という日は最後。
明日は来るかもしれないし、来ないかもしれない。
たとえ、どれほど意外な幕切れだとしても、
どの瞬間を切り取っても、どこで打ちきられても、
胸を張ってカーテンコールができる、そんな舞台でありたい。
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