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「いい参考書」を見つけるには?

「いい参考書」との出会いが、成績を変える

参考書と問題集は成績アップに欠かせません。
今回は参考書の選び方をお話しします。小学校中学年にもなると参考書がほしくなってきます。中学生になれば、もはや絶対に必要です。

ここで重要なのは「いい参考書」を選ぶということです。いい参考書というのは、自分の子どもと相性のいい参考書です。相性がいい参考書は、読んで理解できるうえ、理解が深まる参考書です。いくら世の中で評価が高くても、自分の子どもに合わない参考書をいくら使っても時間の無駄です。

いい参考書を選べるかどうかが成績に影響を及ぼしますから、実は大変重要なことなのです。そこで、いい参考書の選び方です。

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(1)周囲の評判を集めてみる

(2)実際に本屋で読み比べてみる

(3)いいと思った参考書をまずは買う

(4)自宅で読んでみる

(5)相性がよさそうなら読み続ける

(6)読んでも今ひとつピンとこない場合は読むのをやめる

(7)相性のいい参考書に出会うまで、買い続ける
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以上の手順を、できれば子ども本人にさせます。自分の目で選ぶことは、参考書選びの目利きになるからです。この能力はほかの本を買う時にも応用できます。

私の場合、数学や国語、英語で悪戦苦闘した記憶があります。よさそうな参考書を買ってきては読むのですが、どうもよくわからない。ピンと来ないのです。そこでまた本屋に行って別の参考書を買ってみる。参考書を取っ替え引っ替えしていたことがあります。今にして思うと、文句の1つも言わずにお金を出し続けてくれた親に感謝の気持ちを抱きます。

参考書は1冊1,000円程度です。いくら高くても2,000円もする参考書は少ないのです。ということは、極端な話、10冊買い換えたとしても2万円もしません。これで子どもの脳みそを耕すのですから、たいした金額ではありません。

相性の悪い参考書を使うのは不幸です。子どもは成績が上がらず自信をなくしますし、それが最終的に大学受験に失敗して浪人したりすると、予備校の費用などで親は余計な出費がかさむのですから。