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親次第で、子供は勉強好きになる!

勉強を好きになるきっかけとは?

お子さんは、勉強が好きですか…?
そう問われて、「嫌い!」と思われた方に朗報です。好きになるちょっとしたコツがあるんです。
勉強が好きかどうかということについてだけ言えば、嫌い!という子には、ある共通点がある。
それを直してあげれば、好きになることができます。

それは、「習っていることが、役に立つんだ!」という感動を覚えさせることなんです。
意外ですか?

いえいえ。
脳に関する本が増えてきた昨今ですが、脳科学者に言わせれば、脳は皆同じ。
ただ、それを刺激してあげたかどうか?どう刺激したか?で、脳の活性化は決まっているとのこと。
つまり、中学で習う勉強が実生活に役立ったり、それを使う機会に恵まれたりすると、脳は「これは有用だ!もっと知ろう!」となるのです。
もちろん、逆に言えば、授業で習う以外はまったく使わない…となれば、脳にとっても「これは役に立たない。いらない」となり、忘れてしまう。

なんでもいいんですよ?
たとえば理科の生物の授業で、シダ植物について習ったとします。
シダ植物なんて今まで気にも留めなかった道端にある草ですが、習ったことを実行してみると…
なんと!シダの葉の裏を、めくりたくなります。私はしました。(笑)
理科で、「シダの葉の後ろには、胞子を発するところがついている」と習っているから、自分で確かめてみたくなる。本当?と…。

また、社会で歴史なんか習ったときは、遺跡が一番。
今までただの山だと思っていた所に行き、
「あぁ、ここに春日山城があったのか…強かったんだよなぁ…こっちに直江の屋敷があって…」と感動。
ちょっと異常でしょうか?(笑)。

いえいえ。
つまり元来、人の脳というのは、得た知識を実体験や実生活に役立てて、感動することができ、それによって忘れにくくも好きにもなるのです。
一番いけないのが、単なる点数を取るための知識として教えられ、覚えろと言われること。
それでは、誰もがつまらなく、脳は受け入れません。

みなさんも実はそういう経験あるはずなんです。
旅行先に行くとき、ガイドブックを見ますよね。
ガイドブックでいろいろな遺跡や場所の知識を得た人ほど、その場所でじっくり見たり、楽しめたりするはずです。
なんでもない場所でも、昔、誰かが何かをしたところとなれば、興味がわくでしょ?
それが好きになる入り口なんです。

好きになる入り口は、実は、身の回りにあり、そして習慣・環境にあります。
日々、そういう知識をいろいろなものに使うこと。これがポイントなんです。
知識を生かせるような環境。是非、作ってあげてみてください。きっと、好きになる科目が出てくるでしょう。

どうするか…って?
ここは、親の力の見せ所ですよ?
ポイントは、何気なく、知識に繋がる会話をしてみたり、場所に連れて行ってみたり…。
お子さんに聞いて、教えてもらってもいいですね。きっと親に教えてあげる先生になるべく、勉強してくれるはずです。