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生きるすばらしさ、伝えてあげてみませんか?

子供の一言で気づいた、大切なこと

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Love is free, free is love
Love is living, living love
Love is needed to be loved
(ジョン・レノン “LOVE”)
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5歳の娘の言葉にはっとした。

「それって、まだハナが死んでたころのこと?…んっ?ちがう。まだ生まれてなかったころのこと?」

彼女自身は、なんてことない間違いだと思ったらしいけど、聞いた私は、脳みそにありえない角度から突っ込みを入れられたみたいなショックを覚えた。
「死んでる」のと「生まれてない」のって何が違うの?
確かに、現象的には変わらない。
でも、誰に聞いても、それは全然違うと答えるだろう。

娘が生まれてない時は、いなくても平気だった。でも、今死なれたら…、平気じゃぁない!
腹の中にいる時から確かに愛していた。
つわりも貧血も存在が確認できるようで、喜びがつらさを支えた。
彼女がホエェっと私から出て、完全に‘個’になった時、いっそう彼女を愛した。
彼女が自分に育っていくにつれ、さらに愛おしい。

人は生まれることで、たくさんの愛おしい気持ちを運んでくれる。
その愛は‘個’だからこそ。 いつまでも自分と一体だったら生まれない。

自分と違う存在だから、愛せるって感覚は、家族愛でも、男女の愛でも、友への愛でも共通している。
その‘個’性が愛おしいんだ。

「死んでる」のと「生まれてない」のとは違う。
人は個として存在することで、愛を生むから。
一度生まれたその愛は、個体としての生命を失っても、連綿と残る。

一度「生まれた」のと「生まれてない」のとは全く違う。

人の生には意味がある。愛こそが意味だ。
人の生には価値がある。愛こそが価値だ。

Love is living, living love…♪