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無謀なことに挑戦することの大切さ

バカ者のすすめ

今回はルービックキューブについてお話します。副題は「バカ者のすすめ」です。

以前、ルービックキューブが流行りました。今も少し流行っていますね。以前というのは、私が高校生の時ですから30年前のことです。32年前くらいかな。(確か高校生のときだったと思います)

ある日、デパートに行ってルービックキューブを買ってきました。そして次の日曜日にアルバイトを休みにして朝からルービックキューブに挑戦。朝ごはんを食べてからスタートしたのです。(「高校生なのにアルバイト」といって怒らないでください。アルバイトは小学生の時からしていたので。)

そして夕ごはんの直前に初めて一度目の完成をしたのです。「ごはんだよ」という母の声と同時くらいに「できた!!!」だったのを覚えています。たぶん12時間位、集中し続けてやっと完成したのだと思います。初めて完成するまで沢山の失敗を繰り返しながら、ノートにその記録をつけていました。

夕ごはんを食べ終わってから、ノートを見ながら2度目の挑戦をしました。2度目はノートを見ながらですので、約1時間位で出来たと思います。そしてまた、あらたな発見をノートに記録。

3度目は、30分位でできました。4度目も、30分位。このころにはもうノートを見る必要はありません。

そして何度か繰り返して。結局その日、6分で完成できるようになったのです。一番最初は、12時間です。最後は、6分です。

事象の連合って聞いたことありますか。同じような意味で、累積効果って聞いたことがありますか。大きな重たい鉄球を動かす。最初、わずかにでも動かすことがとても大変です。しかし一回動くと、だんだん軽くなり、しまいには指一本で転がっていくようになります。

さて、重たい重たい、とっても重たい最初の一歩を踏みませんか。

頭が良い人は未来が見えた気になって、なかなか無謀な一歩を踏みだすことができないかもしれませんね。大きく重たい迫力満点の鉄球を見てひいてしまうのです。重たい鉄球を動かすことができる人は、私のように「何もしらない大バカ者」なのかもしれません。もしかしたら、1日かけても、1週間かけてもできないパズルだったかもしれません。

その1日、1週間を棒に振ってもなんとも思わないほどのバカ者になって、ありえない結果を出してみましょう。