授業の“プリント”活用法
家庭で繰り返すことで力をつける
前回の話で、
●授業中に空白が埋まったプリントと、空白がそのまま残っている白紙のプリントの2枚が用意できた状態を作る
という事をお伝えしました。
なぜ白紙のプリントを余分に用意する必要があるのか?
それは、その白紙のプリントがテスト対策の問題集にもなり、文章を読み解く読解力を伸ばすテキストにもなるからです。
読解力を伸ばしていく為のプリントとして活用していく場合は、その題材の文章のタイプが、
・物語文
・説明文
・随筆文
のどのタイプにあてはまるかによって読み方も変わりますし、とても大事でしっかりと伝えたい内容なので、別の機会にしっかり時間をとって説明していきます。
今回は学校のテストで満点を取る為に必要なプリントを使ったテスト対策の勉強法についてポイントを絞って説明していきたいと思います。
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■「授業プリントをテスト対策に活用する方法!」
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さて、手元に白紙のプリントと授業中に空白が全て埋まったプリントの2つが用意されていますか?
もし、出来ていなければこのプリントを使った国語のテスト勉強法は実践できませんので、必ず用意するようにして下さい。
プリントを使った勉強法は以下のステップで勉強していきます。
ステップ1:
プリントの穴埋めを教科書を見ながら自分で埋める
ステップ1を行う時の注意点は2つあります。
・注意点1
穴埋めの答えは必ずノートか、いらない紙に書く
・注意点2
テスト前でとにかく時間がなく、教科書を見ながら自分で埋める時間がない人は空白が埋まっているプリントを見ながら埋める
ステップ2:
白紙プリントをテスト形式で、答えを見ずに埋める(この時もノートやいらない紙に書く事)
ステップ3:
書けなかった空白の部分には、自分がわからなかった事がわかるようにチェックを入れる
ステップ4:
埋めれなかった空白の部分を覚えて、教科書を見ながらでいいから書けるようにしておく
ステップ5:
また間違った所を再度テスト形式で埋める。この時、「ちゃんと書く!」という事を必ず行って下さい。頭の中で大体わかるというレベルではなく、ちゃんと書けるという事が大事なので必ず書くようにします。
ステップ6:
満点取れるまでそれを繰り返す。
ステップ7:
プリントの穴埋めの部分が教科書のどこに書いてあるのかを確認しておく。
特にステップ7を最後丁寧に行っておくことで、テストの時に『答えを探すスピード』が大幅に速くなります。
今回の話で、プリントの重要性はわかっていただけたでしょうか?
ただ、「後藤さんのいう勉強法はとてもわかったんだけど、うちの子プリントを言っても言ってもなくしたり、ぐちゃぐちゃにして整理できていないから、この勉強法をやらせたいんだけど、やらせられないのよ」という事を言いたい方もいると思いますので、次回はプリントをぐちゃぐちゃにしたりなくしたりする子が、プリントを次の日から整理し始める仕掛けについて話したいと思います。
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