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凶育とは

言葉だけでなく心も持ち方も大切

言葉は言霊(ことだま)と言われます。

言葉にはその人の思いがこもります。

子どもはそれをそのまま本当のこととして受け取ってしまいます。

「どうしてそんなにグズなの」
「何でダメなの」
「どうして、できないの!」

と言ってきた結果、子どもは努力しなくなり、自信が持てず、自分の持てる能力を出しきれなくなってしまうのです。

「凶育」をしていると子どもの心が傷つき、

「どうせ僕なんか、どうせわたしなんか」

と自分で自分を見捨ててしまうような状況にされ追い込まれていくのです。

お母さんの言葉には強いエネルギーがあります。

お母さんの言葉のように、子どもが育つといっても過言ではありません。

荒い言葉を使えば心がどんどん荒くなります。

やさしい言葉を使えば心がどんどんやさしくなります。

良い方にも悪い方にも子どもに与える影響は大きいと思います。

これまで子どもにどんな言葉をかけてきたか、
今日どんな風に子どもに語りかけたか。

どんどん流れていく日々の生活で一度立ち止まり、自分の言葉を振り返る余裕を持ち、やさしい言葉、思いやりのある言葉を子どもや周りの人にかけたいものです。

言葉は言霊(ことだま)です。

表面上は、やさしい言葉であっても、
目がそうは言っていないのでは、子どもに伝わりません。

しかし、そういうやさしい言葉をひたすら使うことで、
自然と内面もやさしくなっていくと思います。

まずは、言葉と同時に、
心のもち方もやさしくしていくべきだと思います。