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“強調文”を見つけるヒント

機械的に判断して覚えるのも1つのコツ

ちなみに強調文というものが一般用語かどうかは知りません。

説明文で筆者が「これが俺様の主張だぜ!」とアピールしている文を、
私が勝手に強調文と呼んでいるだけです。

説明文では筆者の主張が設問としてしばしば問われますので、文章を読む際に強調文に気がつけることが説明文を得意にする第一歩です。

私が強調文だと判断する第一のものは文末です。
・「〜である。」もしくは「〜(な)のです。」という文末
・「〜べき(でない)。」という文末
・「〜ねばならない。」という文末

こういった文末が出てきた場合は筆者の主張と決めつけています。

まぁ、違うこともあるのですが、どのみち重要な文であることは間違いないので文中に出てきたら一律で線を引いています。

上に書いたような文末を見れば大人なら直感的に重要だと感じます。
でも、お子さんはそうでもありません。

だから親からすればそこに答えが書いてあるじゃんってな問題なのに、
お子さんは「サッパリ答えが分からん」ということが起こります。

文章の流れや話題から判断するということは大事なのですが、まずは「○○が出てきたら重要」といった感じで機械的に判断する方法も国語が苦手な子にとっては大事です。

どこが重要なのか?
これを感覚的ではなくルールにすることでとっかかりやすくなります。

とりあえず筆者の主張になりやすい文末表現を覚えさせて、
それが出てきたら線を引いておくということを習慣づけさせてください。