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分からない問題に直面した時の「あるべき姿勢」とは

自分で考え、問題を解く大切さ

分からない問題に直面した時、
生徒は大きく分けて5つの行動・思考パターンに分かれます。

第1…すぐに投げ出してあきらめてそのままにする生徒
第2…考えはするがあきらめてそのままにする生徒
第3…少し考えてから先生に聞いたり答えをみて答えを知り、納得する生徒
第4…少し考えてから先生にヒントだけ聞きにいったり、答えをみて、問題の解法が自分で理解できているか解きなおす生徒
第5…誰にも聞かず分かるまで粘り強く考える生徒

みなさん(のお子様)は分からない問題に直面した時どうされるでしょうか。
また上記5つのなかでどれがあるべき勉強姿勢だと思いますか。

私は第4、第5の生徒の勉強に対する姿勢を支持します。

第1、第2の生徒は勉強に対するモチベーションがあまり上がっていない生徒さんに多い反応です。

私がこういう生徒さんを指導する場合には、いかにモチベーションをあげてあげるかに重点をおき、「本気で考えれば解ける場合がある」ということを体感させるような授業をすることを心がけます。

私の家庭教師の授業や宿題で努力させた結果、試験などで良い点数を取るなど、
成功体験を体感することで一気にモチベーションがあがる生徒さんもいます。

第3の生徒は自分で先生に聞きにいったり、答えを見て確認しようとする勉強に対する一定のモチベーションは伝わってきます。

しかし、先生に聞きにいったり、答えを見て分かったつもりにはなったが、「先生に聞きに行く」という行為に満足して、実際には理解ができていなかったりする場合もあると思います。

第4の生徒は分からない問題の解き方を自ら調べて、調べるのみならず、自分で本当に解けるかどうか試しているという点で相当のやる気が感じられますし、このような勉強を続けている生徒は成績も上昇の一途をたどると考えます。

第5の生徒はモチベーションの高さ、と根気強さという点で私は支持します。

モチベーションの高さ、根気強さ、自分で解いてみたい、分かりたいという強い思い、全て勉強に対する前向きで成績上昇のもとになる気持ちです。

私の高校の同級生で何事も自分で解くまで諦めない、良い意味で諦めの悪い生徒がいましたが、その姿勢で考える力を養えたのか、現役で東大に合格していました。

ただ、全ての分からない問題に対してこのような姿勢をとっていると、時には時間がかかりすぎて非効率になってしまう場合がありますので、第4と第5の考え方をバランスよく組み合わせて勉強することが大事でしょう。

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