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分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ

子育ても、社員教育も大切なことは同じ

親が、自分の子どもに“思いやりのある子に育ってほしい” と思ったら、
どうしたらいいのでしょうか。

親が思いやりを持って、子どもに接し続けることです。

深い愛情をもって、あなたのことが大切なんだと言葉ではなく、
態度で示し続けることです。

そして、親自身が、
思いやりを持って人に接している姿を見せ続けることです。

親がきちんと挨拶をしないのに、子どもに「きちんと挨拶しなさい!」と言っても、するようにはなりません。

人を育てる立場の人が、思いやりを持って、愛情をもってスタッフに接する、
お客様に接する。その姿、態度を見せ続けるのと同じです。

「子供が育つ魔法の言葉」
(著者:ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス)

という本の中に、【分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ】という言葉があります。

人を育てる立場にある人が、自分にとって大事な「時間」や「知識」や「経験」や「想い」などを、スタッフみんなと常に分かち合う。

楽しい気持ちを、嬉しい気持ち、辛い気持ちを、
みんなで分かち合う。

そんな、分かち合う心や、環境や、時間が、
スタッフのマインドを育てます。

『 伝説のトップセールス 』 と呼ばれた林文子さん。
『 利益を会社に残さない企業 』 メガネ21の平本清。
『 日本一の社員食堂 』 再春館製薬所会長、西川通子さん。

共通しているのは、とにかく社員を「大切に大切に」していることです。
言葉だけでなく、きちんと態度で示している。

上に立つ人が社員を大切にするから、
従業員が会社を大切に、お客様を大切にするようになります。

子育ても人材育成も時間がかかります。

焦らず、じっくり、思いやりを持って接し続け、愛情をそそぎ続け、スタッフ1人1人のことが、大切で大切で仕方ないんだと、言葉ではなく、態度で示し続けるしかないと思っています。

相手がすぐに反応しなくてもいいんです。

見返りや、自分の思い通りの反応など求めずに、
与え続けること、分かち合い続けることに意味があります。

どんなに手がかかる子どもであっても、
親は、無償の愛情を注ぎ続けるように。