努力は必ず報われる?
努力が報われるのはどんな人?
先日、面白い先生とお会いしました。
とはいっても、年齢は62歳。もう定年を迎えられた、元先生です。
なぜ、面白いと感じたかというと…
その先生…
努力信奉者だったんです。
いや、決して努力をバカにしているわけではありません。努力は当然するべきものです。
しかし、捉え方を間違ってしまうと、子どもが、努力は報われると勘違いしてしまうじゃないですか。
「じゃあ、努力は報われないと子どもに説明するのか!」
と、お怒りの声が聞こえてきそうですが、まあまあ、ちょっと待ってください。
よく考えてみてください。みなさんも周りにいませんでした?
努力をしても報われない人。
努力をしないのに報われる人。
「そんなこといっても結局努力はしてるんだよ」
「口で努力しないといってるだけだよ」
「わかってないなあ」
こんな声が聞こえてきそうです。
わかっています。
確かに、努力をしていないと言って努力している人はたくさんいるでしょう。
でも、本当に努力しているのに結果が伴わない人が問題なんです。
「うーん…確かにそういうヤツいたよなぁ…」
何がいけないと思います?
「努力の方向性が間違っていたんだろう」
「なんだかんだいって努力が足りなかったんじゃないか」
「もっと努力せい!」
そうですね。すべて正しいと思います。
でも、『努力』をして得るものを教わっていないのが、一番の原因なんです。
結論を言ってしまいましょう。
結局…
自分はできる!と思っている人が報われるんです。
だから、心の底から自信を確信に変えている人はそんなに努力はいらないのです。
頑張っても、頑張っても、頑張っても“努力すること=自信をつけること”とわかっていないと、いつまでたっても成績は上がりません。
もちろん、努力して報われる人もいます。
でも、努力はすればいいってもんじゃないですよ。そこを指導者に勘違いしてほしくない!
その定年退職した先生は、とにかく努力、努力、努力…と、教えてきたそうです。
この方は、努力をしない生徒が嫌いなんでしょう。話をしていればわかりますよ。
天才肌の人よりも努力型の人を好むと、はっきりとおっしゃってましたから(笑)。
まあ、好みは人それぞれです。そこまでクレームは言いません。
でも、どこかの小学校の校長先生だったそうですから、努力の先に何が見えるのかを教えてほしかったなぁ。
そのほかのピックアップ記事を読む
- 5歳児ママの部屋
- 小学校低学年ママの部屋
- 小学校高学年ママの部屋
- 中・高校生ママの部屋
- 子どもの習い事について話そう
- 子どものためのお金
- 働く女性の部屋
- Powered by ウィメンズパーク
- 友人関係・いじめ
- 思春期・反抗期・体の成長
- 中学校選び・受験
- 塾・通信教育・家庭教師
- 家庭学習
- しつけ・家庭のルール・くせ
- 学校・先生・PTA
- Powered by Benesse教育情報サイト