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成績が伸びる!
宿題+αの勉強をさせる方法

「宿題やったの?」では子どもは伸びない

お子さんは、学校や塾の宿題がないと勉強しないということはありませんか。
最近は学校によっては宿題が極端に少なかったり、テスト前にまとめて出されることもあるので、一度にやりきれなくて答えを写しているだけになっているケースが多いようです。事前に宿題になることが分かっているような課題は、普段から計画的にこなしていくことが必要になります。
また、塾に通っていても宿題が少なかったり、定着させるようなテストをしていなかったり、テストがあるけど勉強しないで受けているというような状態では、成績は向上しません。
成績を上げるためには、自分で足りないところを学習できる力をつけることが必要です。小学生のうちから、次のことに注意して、自主学習力をつけさせてください。

1. 学校や塾の授業内容が分かっているか確認する
「今日はどんなことを習ったか」を聞いてみてください。理解していれば、お子さんの口から授業の内容を説明できます。国語でしたらどんな話だったか、どんな言葉を習ったかなど、算数や数学でしたら簡単だったか難しかったかなどを確認してください。説明できなかったり覚えてないようですと、授業を聞いてないか、理解できていない可能性があります。
そういう場合は教科書などで復習しないと、次の単元も理解できなくなるということを、お子さんに理解させる必要があります。

2. 「宿題をやったのか?」と聞くだけではだめ
宿題をやったかどうか聞くだけでは、宿題がなければ勉強しなくていいという認識になってしまいます。どのような勉強を、どのくらいの時間やったのかを確認しましょう。

3. 宿題の量を把握して、それ以外の勉強時間を決める
算数で計算ドリル1ページとか、教科書の問題2問くらいしか宿題に出てないと、10分か20分で宿題は終わってしまいます。机に向かってもそれ以外は勉強していない可能性もあります。
宿題が少ない時にやることを、あらかじめお子さんと話し合って決めてください。

4. テストの点数だけを見て、褒めたりしかったりしない
テストの点数だけでは、実際の学力は把握できません。テストというのは勉強したことがきちんと身に付いているかの評価なのです。一生懸命やったことが、しっかりできていれば褒めてください。
あまり勉強していなかったり、理解するのが大変だった部分ができていなかった場合は、今後どういう対策を立てるべきかを考える必要があります。お子さんと一緒に考えてみましょう。

テストでケアレスミスが多い場合は、「字が雑で途中式などが読みづらい」「スピードはあるが、見直しをしない」「問題文をよく読んでいない」「集中力がなくて最後の方で飽きてくる」など、お子さんによって原因が様々です。
テストをよく見てお子さんと一緒に対策を立てることが、お子さんの次回のやる気につながりますので、ケアレスミスを注意するだけでなく対策をしっかり考えてください。

お子さんの性格にもよりますが、中学1年生くらいまでは親御さんが勉強内容を確認してあげた方が良いでしょう。中学2年生以上になったら、自分で計画を立てて勉強させるようにしてください。このくらいの年になって親御さんが全て管理しなければならないようでは、成績はあまり伸びません。
しっかりしているお子さんでしたら、小学校高学年くらいから、自分で勉強できるようになります。親御さんはできるだけ早くお子さんが自立できるように、手助けしてあげるといいでしょう。