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学びと行動を促すサイクル

ほめながら教える…、現代の子どもの能力を伸ばすポイント!

「やってみせ、言って聞かせて、させて見せ、ほめてやらねば、人は動かじ」
                            (山本五十六)

ある番組を見ていたら、メジャーリーガーの松井秀喜選手の父親である松井昌雄氏が、褒めることの大切さについてお話されていました。

エピソードとして、昌雄氏が秀喜少年に注意したいことがあった時に、すぐに注意せずに、母親から秀喜少年のほめる出来事を聞いて、秀喜少年をほめてから、注意すべき点を指摘したとお話されていました。

この他にも、熟練した技術が必要な企業での若手社員(職人)に対する研修が番組で取り上げられていました。

その企業でも、以前は、昔ながらの「技術は見て覚えろ」という姿勢で職人の育成に取り組んでいて、仕事のできる職人になるのに、数年間もかかっていました。

今では、技術を覚えてしまう前に離職してしまうなどの理由から、育成方法を改めて、ベテラン職人が、手取り足取り教え、褒めながら技術を伝承するようになって、これまでよりも短期間で育成できるようになったそうです。

できたところや上達したところを褒めるとともに、もっと上達できるように改善点をアドバイスしていくことが大事になってくるように思います。