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できる子とできない子…兄弟をしつけるポイント

兄弟で一方だけを怒り続けるとバランスが崩れ、片付け下手に

ご家庭で、「男らしく」や「女らしく」といった言葉を使うことはありますか?

もしくは、「お兄ちゃんなんだから!」「お姉ちゃんなんだから!」といった言葉も含まれます。

片付けができる、できないは家族の関係性や男女差も影響を受けるのです。

例えば、「兄は片付けできるけど、弟はできない」や、
「姉はできないけれど、姉の3つ下の長男は片付ける」であったりします。

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか。

それは、家庭内でバランスを取っているのです。

中庸の部分を真ん中にして、プラスの方向と、マイナスの方向で、
兄弟2人で「綱引きをしている状態」なんですね。

上の例の場合、
「お兄ちゃんはできるのに、なんであなた(弟)はできないの!」と言うと、

兄は褒められて、自尊心が高められ
もっと片付けをするようになり、(プラスに動く)

弟は、叱られて反発心が高められ
さらに片付けをしなくなります。(マイナスに動く)

このように、兄弟で綱引きをして、バランスをとっています。

まるで「やじろべえ」のように。

もう一つの例では、
母が「お姉ちゃん、長男は片付けてるんだけどー?」と言うことで

姉は叱られて、反抗し
憎まれ口をたたき(マイナスに動く)

長男は褒められて嬉しくなり
もっと素直になります。(プラスに動く)

「家族で無意識のうちにバランスをとる」という意識をまずは持ってください。

そうすると、なんで、この子はできるのにあの子はできないのかしら…という疑問がなくなって、心がラクになりますから。

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