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来年こそ志望大学合格を目指す人へ

「こんなにがんばっているのに」という考えは危険です

残念ながら志望する大学に入学できず、不本意な浪人生活を始めた人もいるかもしれません。
「あの人が受かって自分がダメだったなんて…」
こんな感情、強く持っていませんか?

まずは。
全国津々浦々、あなたが行ける大学は絶対にあります。でも、あなたは行かなかった。志望大学への入学のために。
それだけでも立派です。

次に。
うらやむこと、やっかむことはやめて、なんならその人を祝福します。

「そんなことできない」「なんでそんなことをしなければならないのか」
ごもっとも。
聖人でなければすぐにそんなことできるわけありません。
なのに、なぜ書くのか?

うらやんだり、やっかんだりするネガティブな感情は、あなたを幸せにはしないからです。
人に文句ばっかり言っている人、周りにいませんか?
その人は幸せそうですか?
いろいろなことが順調に進んでいそうですか?
友達、多いですか?

ネガティブな感情は、あなたの中に怒りやイライラを生みます。
それって、あなたの人生にも、そして勉強にも好影響でしょうか?
損ですか?得ですか?
うらやむことで、溜飲は下がりますか?
そのことを考えて、勉強がはかどりますか?

損でしょ?溜飲も下がらないでしょ?

「でも、すぐに聖人みたいにできない!」
ごもっとも。じゃどうするのか?

 1.思っちゃったんだからしょうがない。
 2.でも、「それじゃ損する、イライラする」と考える。
 3.あの人が合格したなら、自分だって今度は合格できるわな。
 4.自分もがんばろう。

考えちゃうのはしょうがありません。人間ですから。
問題は、その後どう考えるか、です。
3.と4.の間にはかなり大きな隔たりがあります。相当大変です。

でも、そう考えてみようと思うのと、自分の心の動きもわからず、うらやむ気持ちや、やっかみでイライラしている状態で暮らすのと。
最終的に行き着く場所は、随分違うと思いませんか?

そして、大事なこの1年、どっちの言葉を信じてたほうが有意義な時間を過ごせるでしょうか?
まず、不純だろうと何だろうと、「自分が得しない」と思ってみる。
そして、おちついてそのネガティブな感情を隅に押し込みましょう。

そもそも、「アイツが合格、自分が不合格。だからやっかんでいい」というのは一見、論理的に正しそうですが、全然正しくありません。
人生にあるのは「事象」だけ。それを、あなたがどう捉えるかだけの問題です。
「やっかむことが当然だ」というのは、全然当然じゃありませんよ。

さらに。
「なんでアイツが…」とやっかむ人。自分の心をよーくみつめてください。
自分はこんなにがんばっているのに、って思っていませんか?
人は、やっかめばやっかむほど、「自分はこんなに…」と思うようになります。
そして「自分はこんなに」と思っている人は、自分にもそう言い聞かせて、勉強が足りないことの言い訳にしていることが大変多いのです。
だから、人をうらやんだりやっかんだりしてはいけないんです。