「焦り→怒り」の悪循環に陥っていませんか?
待つことで子供の能力を伸ばそう
一月も半ばになり寒さもだんだん増してきました。
新年長さんは11月から始まったお教室の新学期からもうすぐ3か月ですね。
お子様との学習の取り組みはいかがですか?
最初は新鮮な学習でも、だんだん難しくなってきて模試の結果もなかなか伸びない、というご家庭もおありかも知れません。
お子さんとの学習においてお母様の一番の悩みは、お子さんがなかなか理解しない、わかったと思っても何度も間違える、といった事なのではないでしょうか。
そして思わず声を荒げ怒ってしまう。
結果、お勉強も進まずお母様も疲れ果てる。
悪循環ですよね。
わかってはいるけど、思わず怒ってしまう。かつて私もそうでした。
そういう学習を繰り返して行くうちに、お受験のための学習が動物の調教のようになっていきました。
来る日も来る日も弱点を中心にたくさんのペーパーをこなさせ、絵を見ただけで、この問題、と分かるまでになりました。
結果、パターン化した問題は出来るのですが、思考力を試されるような問題、質問の角度、言葉を換えられた問題が出来なくなっていきました。
お受験は本番の日が決まっています。
お勉強だけでなく、ごあいさつ、グループ遊び、発表、いろいろな課題について「それまでにここまで出来ていないと」その思いが焦りを呼びます。
その焦りが、怒りを呼ぶのです。
でも、子供には伸び時があります。それが早い子もいれば、遅い子もいます。
お受験の時にわからなかった問題なんて小学校に上がってしまえば容易く出来るようになってしまいます。
引っ込み思案の子供だって、小学生になって「はじけた」なんてざらにあります。
小学校受験において一番大切で、試されているのは「出来るようになるまで待てる」かどうか、だと今つくづく思います。
すべてが完璧にできるお子さんも、中にはいます。
でも、学校はそのようなお子さんばかりではないはずです。
当日まですべてが出来るようにならなくてもいい、出来るところを伸ばし、今出来ないところは、出来るようになるまで待つ。
それが出来るお母様になる。
その「覚悟」がお受験には必要です。
「出来るようになるまで待てるママ」になることは同時に「怒らないママ」になることなのです。
心が揺らぐこともあるでしょう。焦って怒ってしまうこともあるでしょう。
でも大丈夫。そのたびにリセットすればいいのです。
「私は待てるママになる」
何度でもトライしてください。
そのことがいかにお子さんの能力を伸ばし結果的な成功の近道になるか。
やったお母様だけが知っています。
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